モノとコトを結びつける視点
地域が誇る伝統技術や精細な技術、産業をアピールする事はとても有意義な課題ですが、その表現手法はあまり開発されていないように見えますし、工夫の余地が無限にありそうです。
紹介事例を見て感じたのは、地域に眠るアピールすべきものを、ひとつひとつ紹介するのではなく、相乗効果を生む工夫が光っている点です。
一見ミスマッチな精密加工技術と歴史観光のふたつの地域自慢が、城という理解しやすいモニュメントで形になったこの事例は、まさに発想のブレイクスルーにつながるものです。