仮想通貨と暗号通貨
そろそろ日本でも、お祭り騒ぎはおさまったようだ。
結果、一握りの勝者を祭り上げ、
多くの敗者を生んで、この祭りは終わりそうだ。
祭りを煽る者たちの、過激な競争は未だ続く。
少し変わったのは、
仮想通貨と暗号通貨の再定義。
基本的な定義は変わらないし、前にも書いた通りだが、
この祭りで、前者は「子供銀行券」、後者は「通貨革命技術」
後者のみが今の金融機関に組み込まれるのは、自明の理。
後者は投資対象になっても、前者は博打でしかないということ。
しかも懸念されるのが、
前者の汚名は、消える事なく形を変えて続くだろう事。
そう思えるのは、
渦中にいた人と、傍観した人のバブルの印象の乖離が、
かつてのバブルにとても似ているからだ。
これが、新しい形のバブル崩壊なのかもしれず、
祭りの余韻は、思わぬ方向へ向かう未来を想定した方がいい。
バブルは仮想という新しい手段で我々を狙うようになった、と言う事。
手を変え品を変え、ウイルスのように。
ダークサイドに潜む悪魔は、筆者にささやくのだ、
新種のバブル現象は、これからもあなたのサイフを狙っている、
と。
次はAIバブルかも知れない。