くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

「便利」の名のもとに出回る陰謀

 仮想通貨やAIシステムなどのIoTテクノロジーの進歩がおそろしいほど速く、倫理評価もされず世に出回っている昨今ですが、下の記事みたいに法整備が必要な技術においても商品化され実際に社会で使用されている事実は、大変ショックなことです。

 

wired.jp

ほぼ規制なし? 米警察が犯罪捜査に使う「アマゾンの顔認識技術」の危険性|Wired

 

EUが打ち出した個人情報保護GDPRの動きは、不用意に個人情報が流用されないように、各個人への注意喚起として注目されますが、このような自主規制的な動きはEUらしいと言えますが、レアケースであり多くは企業側の倫理に一存されるというのがマジョリティとなっています。

本来異常であるルールが、個人の明確な意思を待たずに社会に導入されている図式が「陰謀」と取られてなんら不思議はないにもかかわらず、個人の目の向きはこの現実から目をそらしているように見えます。

 

陰謀とは決してフィクションでも絵空事でもありません、むしろ何気ない意思表示を看過させない「空気」そのものが問題であり、そこからさらに目をそらそうとするかのような無意味な情報が増やされている現状に目を向けることが、陰謀の本質に向き合うきっかけだと思っています。

その意味でも、陰謀とはとても身近に在る現実として、見直していただければ幸いです。