くろまのパーソナル・ワークショップ

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インバウンド需要に頼りすぎる、日本企業の危険度

インバウンド増加で期待を増す、国内の小売や観光企業の思惑と、国内の景気拡大の機運は、一見喜ばしいことのように思える。

 

この空気は私達国民にとって、近い将来の幸福を約束してくれるものだろうか?

 

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「フカヨミ+」訪日外国人に「ブ...|テレビ東京の読んで見て感じるメディア テレ東プラス

 

こうした経済や景気への思惑や期待は、何よりも経済効果上昇のカンフル剤になることは間違いなく、それ自体に何ら罪は無い。

ただ忘れてはならないのは、実体経済の事実とは全く関係のないもので、実質の経済活動は金利や株価の上下動のほうが、その真実を表している事が多い。

 

これは経済情報を読み解くスキルを持たない多くの人々の行動によって、景気が変化することは事実でも、マネーや実質経済のコントロールは、経済情報を読み解くスキルをもった者によって計画的にされているのも事実で、同時に文字通りの経済学者や経済アナリスト的な、スキルを持つ者を指すものでは無いという事実でもあったりする。

 

彼らの役割は、コントロールされた情報を周知させることと、正当化させることであり、先読みや分析をする行為とは程遠いだけに、彼らの情報を鵜呑みにしないまでも、経済動向判断のベースにしたり基軸にすること自体が、全く無意味であることを意味すると見なす。

 

余談だが、最近地震や台風などの災害情報についても、ほぼ同様の仕組みによって動いているのではとの疑いが、確信になりつつある。

一見都市伝説っぽいが、似ている点が結構あるからだ。

 

さて話を戻すが、経済は今更ながら私達庶民には規模的にも機会的にも、彼らと対等に勝負できる次元ではないところにあって、台風のように近づいて来れば我々は、限りある情報を基に何とか被害を最小限に減らす努力をする程度でしか対処できない、という現実をまず腹の底に落とした上で、経済に向き合わねばならない。

 

これを無視または無知のままの経済活動は、バクチであり下手を打てば自殺行為でしかないのである。

高度成長期を過ぎて久しい国内経済は、麻薬の切れた病人のごとく、インバウンド需要に過剰な増資をし、バクチに走ろうとしていないか?

この時期こそ、不正問題やデータ偽装を根底から見直して、戦後から溜まったウミを根こそぎ絞り出して、生まれ変わるチャンスを夢見るのは、今しか無いのに……。

 

私達は、その夢さえ実現を赦されないのだろうか?

 

彼らが用意した仮想の夢を私達は見ることしかできない現実は、あまりにも酷く詩的に例えれば、

 

エヴァの世界観にも酷似した

残酷な天使のテーゼ」だ。

 

この認識が妄想かどうか想像にお任せするが、今あるささやかな期待だけで規模拡大や投資を膨らます行為は、経済リテラシーなさ過ぎだと思うし、きっと彼らの思惑にハマって、満足させることだろう。

 

「フフフ……思った通りだぁ」

 

このセリフは、かつて人気をはくした名作「スネークマンショー」のいちエピソードでの狂人が吐くセリフ(相当なマニア・レア情報?)だが、せめてこの程度の「皮肉」を込めて紹介し締めたいと思う。