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米チップメーカー新製品で動く覇権

Snapdragon社の最新チップ生産開始から、いよいよ現実的に次世代通信規格の5世代への扉が開くことになる。 

 しかし巷では、そのフィールドである5Gの恩恵を実現するのに必要なインフラ整備は、その市場覇権争いの真っ只中であり、先のスマホシェア最大の中国某社交換機がボイコットされるタイミングで、米国企業であるSnapdragon社のパブリックリリースは、実質上の覇権掌握に大手をかけるに等しいことからも、中国がどれ程の反撃を見せてくるかは注目しておきたい。

 

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ASCII.jp:「5Gスマホ」が来る Snapdragon 855の性能は (1/4)|石川温のPCスマホニュース解説

 

 Snapdragon社は、通信交換機自体は生産していないものの、通信端末の要であるCPUで過半数のシェアを握れば、例え交換機で行われる細工が有っても発見は可能だろうから、万が一交換機のシェアが某国に圧倒していようが、対処はできる。

その上でも、この仕掛けられたシェア戦は米国メーカーが握らなければならない。

 

さて、その上での「自由の国」日本で、米国フォローか、コスパで中国リスペクトかは、選択する余地が残されているわけだが、この選択肢だけが日本の将来を決めてしまう道になるのだろうか?

 

 

そう思ってしまう世相にたいして、それは近視眼的な感覚に陥っていると自覚し、そもそもの日本の立ち位置を俯瞰すべきではないか?

 

 

ただ今更ながら日本独自規格が理想と言うのは現実逃避でしか無くなったが、日本の立ち位置をこれ以上悪くしない為には、世界的に広がるITネットワークの利便性への割り切りつまり、一定のボーダーラインを引けるかが鍵になる気がする。

 

市場優位性を根拠に広がる仮想の市場への参入は不可避だとしても、本来国土面積の狭い日本は、むしろその狭さが故に培えた共有力や、連携の強さとコミュニケーション能力の高さを、どう市場に生かしていくかが生命線になる。

 

仮装社会化に向けてあえて、リアル社会のネゴシエーション力を強化するしか、残されていないのではないか?

 

もちろんこれが成功したからと言って世界の天下を取れるほど甘くは無いが、これからアジアにも溢れるであろう「先進国の一つ」に成らない為にも、文化や歴史面での優位性を盾に、中国やアメリカから独立性を確保する道が、最も日本らしい現実的な選択ではないか?