くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

朝鮮統一、悲願を達成するために。

朝鮮と韓国の厳戒態勢が敷かれる国境付近の私有地が、盛んに売買される動きが増えているそうだ。

日本のやることなす事に、いちいち一方的な解釈と反応を示す北朝鮮と韓国両国は、元来一つの国だったが、米ソ=資本共産社会の経済戦争に巻き込まれ、その代理戦争の結果分断された経緯から、両国は犬猿の中とされているが、本来双方の統一は総意であり、来たる統一後の地価高騰を狙ったリスクどりが始まった、ということらしい。

 

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北朝鮮の金委員長、核問題でトランプ氏にメッセージ=朝鮮日報 (ロイター)

  

その動きそのものは、私たちにとっても良い傾向と思えるし、あれこれ指図すべきことでも無いとしても唯一看過できないのは、そのさや当てに日本が仮想敵のように扱われる印象操作の存在。

 

彼らが隣国日本との関係や歴史を含む、様々な物的・精神的なツケをないがしろにして自欲だけを正当化する姿勢と行動は、今後も彼ら結束の原動力として続くことだろうが、その被害者は日本国民だけでなく自国民への犠牲も含まれる。

 

彼ら(政府とか裏の実力者)は、客観的な社会的認識からの大きなズレに気づかない筈がはないにも関わらず、自らや自国民をも混乱させながら「嘘のスパイラル」に巻き込まれている自覚がないようだ。

この姿は、当にかつて海外進出した時分のガラパゴス日本を思い浮かべるが、日本のそれと、比較してもさらに深刻な矛盾に陥る姿を、反面教師として生暖かく見守るだけでは彼らのためにもならない。

多くの日本人が、韓国との経済や文化の交流はとても貴重で継続すべきで、願わば合併後もその関係は継続したいと考えているだろう。

 

ただ、喧嘩の敗者に向ける目線と行動はセンシティブだし、見守りながらも適度な刺激を与えることも忘れてはならない。

 

彼らは自分の起こす罪を認めない間でも、粛々と対処する厳しさも時としては必要で、ある程度売られた喧嘩は買うという態度は、聖人の姿勢と同等に必要な戦術であって、特に歴史的に大国を自負することに固執する相手には、有効な技。

 

日本人は繊細で緻密、ゆえに結果や精度にこだわるあまりに、国交するのに大事な「明確な返事」をしないまま悶々とすることが多い。

彷徨う子羊には、往々にして「はっきりとした指示」を曖昧にした結果、今の関係がある。

 

彼らはその明確な反応を待っているのだ。

その態度を見せない限り、彼らはこれからも都合の良い解釈をし続け、自分たちが中心だと勘違いしたまま図体だけ肥えていくだろう。

 

それは双方にとって不幸だ。

 

昔話に例えれば、

彼らは「赤鬼、青鬼」であり、私たちは彼らに時として一寸法師のごとく、

たとえそれが弱くとも、小さな針の刀で刺し続けなければならない。