頓挫するか? 東京オリンピックへの道
未だ、こんなことを言って世間を混乱させているメディアがいるとは、残念至極。
答えはNOだ。
日産元CEO更迭の動きは、IOCの東京オリンピック委員会への訴訟確定の方が数カ月早かったので、下記の可能性はあり得無いからだ。
JOC竹田氏の起訴はフランス政府の「復讐」か | 災害・事件・裁判 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
しかし、そうだとしても竹田恒和JOC会長の責任進退の課題の道は、むしろ過酷を極めるだろう。
あえて言えば、
どうせ邪推するなら委員会内部で、竹田攻撃が働いた可能性の方が高そうだ。
昨日竹田氏は身の潔白を晴らしていくと名言したわけだが、
既に国内の風向きは、彼に冷たく四面楚歌の空気が漂う。
所詮、政治家や企業は自分へのリスク回避にすぐ動く。
おそらく「トラップ」にハメられた、と見ているのだろう。
本来なら、日産問題より最優先で国家総動員して、
解決に当たらなければならないが、
正当性の証明に、彼の周囲は腰が重いようだ。
竹田恒和氏は、側近の尻拭きまで四面楚歌の状態で、
独り解決せねばならなくなっている。
少し気になるのは、
子息の竹田恒泰氏が、教科書選定に関し、かなりの勢いで蜂の巣をつついていたのも気になるところだが、下手すると親子同時に社会的を抹殺されかねえない。
基本、両氏は皇室ゆかりのため、露骨に処分出来ないはずだが、オリンピックご破産の口実ともなれば、可能だろう。
ああ、そんなことになってほしくない。
不謹慎かもしれないが個人的には、オリンピック頓挫よりも良識者の喪失の方が、日本の将来への影響は大きい。
真実を追求・伝えるということが、
何と難しい世の中なんだろう。
世間の良識が、どこにあるのか?
日本の美意識であった「性善説」は、成り立たないのか?
私たちは、死ぬまで問い続けなければならない。