くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

政治家たたきに見る、芸能・有名人の印象操作

印象操作と言う表現は、余り一般ではないが、

「バッシング」「たたき」が、人や事象に対して乱用されるなど、

いわゆる「中傷」する際にこうした行為を指す表現だが、

メディアが、上辺上の実力行使に当たる記事を書くときに、

不用意に使用されるようになった。

 

間違いは正す、のは基本。

でも、我々は他国の人々に比べて、

相手の言い分を真に受け過ぎるきらいはあるようだ。

 

昨今のけしからん、不甲斐ない政治家の実名とセットで使うと、

メディアの「ハク」が上がるとでも言わんばかりの乱用ぶりで、

読む側も、ある程度それを許容していないと、

好き放題に振り回されるだけでなく、

不用意にリツイートしようものなら、

「印象操作」に加担する立場になりかねない。

これは、大問題だ。

 

www.asahi.com

政治家の性差別発言「生産性」は2位 ワーストは麻生氏:朝日新聞デジタル

 

上に取り上げた記事は、最近メディアに良く顔を見る識者の間では、

歪んだ左思想で、日本バッシングを繰り返すと有名らしい新聞社の記事。

これの正否を問うつもりはサラサラ無い。

 

だが仮に、この種の記事に印象操作を意識して見ると、確かに目的に応じて様々な言い回しを駆使し、日本・日本人をこき下ろす記事が異常に増えたことに気づく。

 

記事の発信企業にとどまらず、ある一定数のメディア企業に不自然な報道姿勢を見ることがあってその趣旨の多くが、

日本の経歴(主に戦後の教育・政治・外交)が中国や朝鮮に対して、

あーしただのこーしただの批判や賠償する記事は、

まるで「広告」のように異常繁殖しているのに驚く。

 

戦後のGHQ政策で日本の優位性を、戦犯の引け目にかまけて過剰にバッシングし続ける事で、被災国への贖罪に誘導する手法は共通していることから、

ご存知の方には言うまでもないが、日本人以外の国民の中に、もしくは利害を享受する日本人の存在は、否定出来ないし悲しい事実。

 

ここで「日本人」の定義が曖昧なので、

あえて批判を承知で表現すれば、愛国者としておくが、

日本は自国を愛せない国民が多数いる国なのだろうか。

 

先の政策で、多くの日本人が過度な自国コンプレックスに苛まれている不幸が、他国の都合のいい政治政策に利用される姿は、見るに忍びないのだ。

 

これを愛国心と言えるかもしれないが、この感情は素直になれば、

国に住む住民ならば自然でごく普通の感情のはずだ。

 

この人として自然な感情があるからこそ、

ワールドカップで闘う日本選手に誇りを持てるのだし、

オリンピックで競う存在価値があるのだ。

 

その、純粋で人間らしい気持ちを、自欲のために利用する輩。

 

外国人であればまだしも、それが日本人にも存在すると。

それぞれの生活もあるので、ある程度の存在は否定できないにしても、

それが大人の世界だと言われようとも、

その輩の行為が、社会で幅を利かせている現実に、

 

たとえ外国人と比較して大人しい日本であっても、

言うべきときに、目には目を……で応戦しても何の落ち度も無い。

押されたら、押し返せばいい。

 

それより、深刻なことがある。

 

戦後受けた教育や、性善説感が悪く影響したときに、

「一歩下がって、まず自分が悪い」

の立場で始めてしまう日本人の性で、

 

自殺やノイローゼに追い込んでしまったり、

犯罪などの加担に繋がったりする、悲劇。

 

あえて言う「善良な愛国者」は、過度な印象操作を馬耳東風し、

自身のアイデンティティへの純粋な感情を愛し、

育ててくれた国を大切にし、

贖罪の国と言う偏見に囚われず、

それらに疑問を持ち、正しいことは堂々と反論しよう。

 

 

人はそもそも完璧で無く、

はじめに誤ることは誰でも起こすものだ。

万事が、善悪の判断に10対0のジャッジはあり得ない。

 

「日本だけ、日本人が悪い」

 

この手のフレーズや意図を含む、メディア情報には十分注意したい。

 

そして、

何でもかんでも一歩下がらず、

先に反論してから相手の反論を待つ戦略も持とう。

冷静さは日本人の十八番だから問題ない、

あとは色んな対処方法をもって、

感情的な口撃に振り回され無いようにしよう。