くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

情報自由化の時代に、既成概念を「疑わず」発想の自由を「縛る」ことへの反省

ごくごく一部の「SF・ファンタジー」オタクと、縁起・神がかりから離れられない人以外は、決して触れることは無いトンデモな話題なのは承知の上で書くと、このジャンルの情報公開も激変していることにショックが禁じ得ない。

 

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SSP秘密宇宙プログラム「ソーラーワーデン」ナチスの台頭とUFO最新映像。 - YouTube

 

これらの情報を、端から無視される方は置いておいて、近代からある人類の可能性を示す「技術進化」の情報が、私達が教科書や一般書で学んだその進度と、あまりに乖離しているというのは、単に「人の想像力の豊かさ」とか「現実逃避の世迷言」と一刀両断するには、あまりに深すぎるように見えてならなかった。

 

目から鱗なのは、そもそも日本では「UFO=宇宙人の乗り物」という認識がいまだに変わらずに、その基準でこうした技術の経過を見てしまっているのは、あまりにも進歩無さすぎだと言えないだろうか?

あと、注意すべき固定概念は、「ナチス」が極悪犯罪集団だという一面だけに固執する怖余り、戦後アメリカなどで彼らの高い技術力だけは正統化された技術進化の歴史は無視されていることだ。

 

私達の多くは、長年続いた日本の戦後教育で「上から与えられた情報」だけを事実としか認めず、さらに変化への対応やバージョンアップを個々で行わない習慣ができてしまった、その反省は改善すべきだろう。

ただし、情報飽和の今にあって、何でも多数派の言葉に盲信する傾向には注意しながら、新しい情報を冷静に見極めていかなければならないし、フェイク情報拡散の犠牲者になってはならないのは、言うまでもないが。

 

こうした「ファンタジー」と同化され易い歴史情報は、歴史に潜む隠蔽性や偏りをある程度差し引いたり、自己都合と先入観捨てた歴史観をベースにしないと、騙されたり振り回されやすいという点で、難易度の高いハードルとして避けられ勝ち。 

また、映像加工技術が進化した未来に、当時の過去あったとされる「先進的テクノロジー」が現代をも上回っていた、とするこれら情報が示唆するものは、それが無知なのか英知なのか? 泥船なのか箱舟なのか? キリスト教徒が強いられた「絵踏み」と同じような試練である一方、技術的進化の歴史を今一度見直し再認識すべき絶好の機会なのかもしれない。

 

この動画に出る、様々なテクノロジーの遍歴は、今省みれば十分あり得たと理解できるが、その判断には私たちが過去に「歴史事実」として学んだ情報を一から見直す手間と労力は避けられないだけに、どれだけの人が実行できるかどうかは人それぞれの自由であり、課題でもある。

 理論的には可能でも、莫大な予算という現実は無視できないわけだし、不変であるはずの一般常識そのものを一時でも疑う情報はいくらでも見つけられるなかで、ただでさえ今の現実を受け止めるのに手いっぱいな我々に、今さら受け入れるリスクの方が大きいのかもしれない。

 

これらを踏まえたうえで情報収集を繰り返すと、自分で必要な情報が自由に探せると思える時代ではあるものの、その半面いくら工夫しサンプリングしてみても、制限が多かったり、結果が似たり寄ったりすることが、意外に多いことに驚く。

私たちはの周りの情報は、

「見つけているのではなく、与えられている」

だけかもしれない可能性に気づき、思わず自身の「情報への欲求」は満たされない。

 

その渇きや情報の底から抜け出るために残された手段は、見逃していたジャンル・対象からも、その先にある「欲しい事実」を探っては仮設、その繰り返しをしていく努力を惜しんではならないのだな、と再認識させるだけのインパクトと収穫はあった。