くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

中国系IT技術に背を向けるリスクと行動責任の考察

産業革命以来長い産業の歴史からして、IT系企業自体が発生して間もないジャンル故に、ごく一部大企業を除き中小企業の殆どが、中国系IT技術・製品に抗うリスクは、絶望的な経営方針の転換に影を落とす。

 

 イギリスはブレグジットによるEU脱退のリスクへの答えを先延ばししながら、IT通信インフラの入れ替への実施に足踏みをする一方で、古株中国との関係を含めた微妙な舵取りにも、明確な方向性を出せないでいる。

 

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ファーウェイ排除「莫大なコスト」 英ボーダフォン (テレビ東京ニュース)

 

こうした中国経済との不確実性に、方向性を見いだせているのは今の所アメリカだけであり、我が日本もアメリカ追随という点以外の独自性は表していないが、日本はイギリスと並んでリスクを曖昧にするお国柄だけに、リスクを取った方向性の明確なアピールを、どう示すかそのヒントをイギリスの行動に見ることはできるのだろうか。

両国共通の「後出しジャンケン」神話にすがる姿は、アメリカにはどう映っているだろうか?

 

その意味での安倍総理の最近の行動力は、批判の前にまず受け入れるべきだし、その成果を待つ前に足並みを揃えて方向性を示す行動力が、私たちには求められている。