人が居る限り、消せないもの
世の中が「人の世」で在る限り、
完璧なロジックだけが世界を動かすことはあり得ないということか。
「ロジック完璧」でも企画が通らない人の盲点 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
ロジックだけで統治しようとする国家・組織は、その効果を示せた試しはない。
ロジックが完璧でも、人がその通りに動くことはできないからだ。
その代替にAIが統治する夢を見る者がいても、それを作るのが人間で在る限り理論の正しさを証明する機会は、永久に来ることはないのだから。
いくら、最新の技術や理論が構築されようと、つまる所はそれを使う人間そのものが改善されない限り、永久にそれらは理想でしかなく、現実にならない。
それこそが、今のところ不変のロジックといえるかもしれない。
人が修正を繰り返す努力を怠った時点で、理想として組み立てたロジックの本来のパフォーマンスを維持することは限りなく困難となる。
ロジックの完成がゴールでないことを証明しており、始まりでしか無い現実を忘れかけていると、盲点はいたるところに現れるということなんだろう。