5Gの普及と健康
私たちの未来を担う基幹技術である5Gの技術の多くが、政府の横暴が問題視されている中国に大半の特許が握られているのは、想定外の現実だった。
日本でも、楽天とNECが日本独自の基幹システムを構築すると発表されたが、その実現にどこまで中国特許を避けられるかは疑問であるものの、行動に出た点は歓迎すべきかもしれない。
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記事のように5Gの技術には、高出力であるが故の問題も指摘され、未知の技術への違和感は避けられないにしても、なんらかの解決策は出てくるだろうから、前向きに考えなくてはならない。
むしろこの問題は、欧米がイニシアチブを取っていれば表面化しなかった可能性もあって、早々に問題化されてきたのは歓迎すべきと考えていて、早ければそれだけ解決策も出しやすくなるので、早期解決を望みたいところ。
その他にも5Gの普及と発展には、中国有利な点で独占化する市場なだけに、普及まで時間がかかるだろうし、それまでに日本のような第2・第3の勢力が出てこないと、本格的な市場に成長しないだろう。
その意味では、出遅れた日本にとって信頼性挽回のチャンスとも取れるし、成長市場のアジアのリーダーとして協力して新しい勢力の要になるのも面白そうだ。