くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

台湾の地政学的価値の急騰

 あまり生活の中に軍事の話を持ち込みたく無い、と考える日本人は多くいるだろうから、その劣等感から修正していかなければならないが、左派気取りがレイシスト呼ばわりする保守派の識者が、警戒されるのには、理由がある。

 

今、国会でも必死になって憲法改正を阻もうとする野党の戦術は、せっかく作り上げてきた戦争嫌悪の習癖を正当化する一つの手段でしか無い。

 

なぜ、台湾が急にアメリカにとっての地政学的注目を浴びているか。

日本が、いい加減行動しないことへの催促でもあるのだろう。

 

www.zakzak.co.jp

「台湾が中国に併呑されれば日本に脅威」藤井厳喜氏が警鐘 『自由で開かれた台湾を守るシンポジウム』8日、都内で開催 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

 

その元凶を知っておく必要があると思う。

 

それは、また次の回に分けて書きたいが、その前哨戦としての台湾の果たす意味は、とても大きいと思っているし、藤井厳喜氏の思想には多くの同意できる要素が多い。

 

国際関連の識に長けた同士の世界観は、とても客観的であり理にもかなっているのを見れば、日本が台湾などの統治国にしたことが、今言われる西洋式支配ではなく、アジアの未来を見据えた融和と共存の不布石でもあったことは、十分説得力がある。

 

日本統治が終わって、もう70年以上も経った今でさえ世代ギャップは避けられずとも、日本との親和性が続いていいるのは、当時植えられた種という貴重なリソースを、ポジティブに捉え、自国の独立のために無駄にせず地道に活かしてきた台湾人の自負とプライドが、きっとあったのだ。

 

筆者は、それが確かめられただけで、日本の先人が果たしてきた大東亜圏思想は、実を結んだと確信しているし、それを知ってこそ私達は目を覚まし、彼らに負けない種を植え育てていく原動力にしなければならない。