くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

私達が住む世界のしくみを知る

グリーンスパン氏は、かつて黄金期後半の米国経済のFRB議長を努めたスペシャリストだった。

彼の説明する資本主義社会を、わかりやすく説明している。

 

資本経済が活性化されるのには資本が回転することが前提で、社会保障を優先させると滞ると言うジレンマがあるが、日本国内で言えばその点では中庸の立場をとっており、彼の経済論には違和感を覚える人も居るかもしれないが、これが純粋な資本経済の経緯であり王道であることを知ると、いろんな点で物事が整理できるのではないかと感じたので、紹介しておく。

 

www.nikkei.com

洗練された「知」の経済へ グリーンスパンFRB元議長 :日本経済新聞

 

 この資本社会の絶対ルールは、日本の本意とは関係なく世界のそれにとって王道であり、その範疇でしかカスタマイズは意味を成さない。

 

そのグローバルな経済自由に対し、思想的に中央集権化を軸にした共産思想的国家は、根本的に仕組みが異なるだけでなく、収益化の仕組みも異なりその結果米中との経済戦争にもなった。

 

こうした枠組みが、国の運営には基本となっており国益を増減させる原動力につながっている、つまり我々の損得だけが正義では無く、日本とて政治も経済も このルールが最優先されることで、国民と政府の意思疎通はほぼ平行線で始終すると言う結論は揺るぎない事を知っておく必要がある。

 

日本の情報は、こうした絶対的ルールの現実を、やたら発信者の都合だけでぼかしたり報道統制を断りなしに行う悪癖があって、TV新聞のオールドメディアに限らず、中国程では無いにしてもコントロールされていると自覚した上で、収集を判断が必要だったりする。

 

故にこうした氏のような重要なエッジを得られる記事は、見逃してはならないだろう。