くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

バンパイアかパラサイトか、チュウチュウ血を吸う大国

年齢をある程度重ねてくると、厭味ったらしくなる自分にイヤミを言いたくなるのには、辟易するが、「鬼渡ドラマ」がなぜ人気だったのか、良くわかる歳になった筆者が今日も悪態を吐く。

 

昨年後半から米経済の低迷を予測した諸氏も多かったかもしれないが、米中経済貿易戦争を仕掛けた側の皮算用は、今年になっても好調のスタートを切ったようだ。

 

www.nikkei.com

米財政拡張、支える世界 金利求め国債大量購入: 日本経済新聞

 

その好調さを支えるのは、アメリカ以外の欧州アジア諸国に間違いなく、基軸通貨ドルを武器に為替や金利差益を巧みにコントロールして、ひとり勝ち組を続けるこの国は、トランプ氏がもともと大手企業経営者だっただけに、その豪腕を余すところ無く駆使した結果だろう。

この芸当は、前大統領オバマ氏を始めとした過去の歴代大統領の多くが門外漢だったことを考えれば、至極当然の結果と言って良い。

 

 

この好景気現象を見る上で、とても重要な事実を履き違える国家があるとすれば、その憂き目を見ているさま、ある意味ピエロの悲劇に近い悲惨さは隠せない。

 

それがどこかは敢えて言わないが、 それでも涙を拭いて立ちなおらなければならない。

 

 

さてさて、日本の今はどうなのか?

幾らバンパイアにチュウチュウ血をすすられようとも、血となり肉となる地道な努力でここまで来たのだから、ここで犬死はできるわけが無いだろう。

 

一方で、その原動力となっていた世代の多くが、間もなくこの世を去っていくと解っている今、次世代が育つ下地作りは道半ばと言う段階だ。

 

その現状で死守しなければならないのは、日本人の優秀差を無能化する思想集団を排除することであり、そして原点回帰に集中して過去の知恵を取り戻すこと。

 

それを行動できる引き継ぎ手の実数は目減りしているが、その担い手を一人でも多く育て、リレー競技を得意とするように、バトンをしっかり私て未来に繋げないといけない。

 

その繊細で緻密な連携力こそ、日本人の誇るべき知恵だからな。