陰謀論はどこまで真実を語っているか?←箸休めネタ
筆者は、元々怪しい系や陰謀論の類が好きだったため、今でも時々思い出したようにネタを見たくなることがあるが、これはある種の依存症かもしれない。
これをお読みの諸氏も、リアルなクスリ以外に情報系の依存症には十分ご注意いただきたい。
さて、例にもれず先日も記事ネタ探しをしていて、ある温暖化に関する記事に目を止めて、茶化したくなったので、それっぽく書いて見ようと思う。
北極圏の氷や凍土が溶けて「緑化」が進めば、この地の温暖化はさらに加速する|WIRED.jp
wiredの記事だが、ありがちな地球温暖化を煽る記事だった。
ところが一方同社の別記事で、コロナウイルスの影響で経済活動が停滞したために、CO2排出量が激減していると言うのである。
「どっちやねん!(^O^)/」
ツッコミをかけたくなるのは筆者だけではあるまい。
たまたまYouTube動画で、ウイルスや気候変動が人工削減のため人為的に計画実行されている陰謀論を見たあとなので、余計に矛盾が起きて混乱した。
ウイルス拡散や地球温暖化が陰謀施策であれば、これほど皮肉なことは無い悲劇だが、こうした神業的なハプニングが、人為的に起こされているという都市伝説の様な話は、もっともらしく作り込まれた話が多く、いろんな立場の人から多様的に発信されているようだ。
あなたは、これらの一つでも立ち止まって耳を傾けていないだろうか?
幸か不幸か、それどころじゃ無い人も居るかもしれないが、ここまでくるとむしろこの手の情報への免疫が無い人は、簡単に”それっぽい情報”にハマりやすく、一旦ハマると一気にのめり込む危険度が高まってくる。
この手の情報には、信憑性はゼロであると言っておこう。
もし本当なら、やすやすと漏れるわけが無いし、もし本当であっても既に止めようがない。
今更、彼らに反旗を翻して暴動や革命を起こせるガッツと、反社会行動ができるガッツのあるヤツが居るか?
そんな情報を漁る時間があるのなら、最も経済について耳年増になった方が、何百倍も有益だ。
ただ耳を傾けるとすれば、陰謀論などこの手の情報特徴として、2重の意味を持つものがあることで、これは理解しておいた方がいい。
言霊や陰陽思想で語られるように、必ず予言や啓示の類には表と裏のメッセージがあるということだ。
プログラマーの経験者なら、こうした発想が日常化されている人もいるだろうが、プログラムのように世の中のイベントにも選択肢が幾つか用意されていているという発想で、現実きも同様に選択できるということである。
レオナルド・ダ・ヴィンチの遺作も、この手のギミックが話題になったが、賢者や天才と言われる偉人の残したものには、韻を踏んだものや多様な選択肢が多く含まれているという逸話である。
これを単に言葉遊びと取ればそれまでの話だが、筆者が陰謀論ネタから幾つか学んだことの一つに、言葉で伝える限界と多様性があって、その後者に当たる言葉の魔法は、人類が創った叡智だと思っている。
この傾向は、時代を遡ればのぼるほどその韻は深くなる気がする。
もし、幸運にもそう言う韻を含む言葉をを見つけることができたら、じっくり2つの意味を見出してみよう。
あとは、どちらの行動を取るかはあなた次第である。
その意味で、未来の結果は、あなたの行動で大きく変わっていく。
これが、陰謀論の真実なのではないか。
それならば、人の言葉に依存せず、自分の判断で未来に向かうべきだと思わないだろうか?