くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

ビジネスツールの変化に対応する時期の憂鬱

ビジネスに携わる社会人にとって、それを管理処理する道具としてネットと通信端末の利用は不可避な業界が大半である。

 

若年層から広がるスマホなどの小型端末の標準化と、それを含むPCなどの既存端末との使い分けするビジネスマン層とでは、事情が異なるために端末種類の優位性は分かりづらいが、いよいよ5Gが国内でも普及すると告知される時代を前に、我々はいよいよ端末機の選別に注力する時期に差し掛かった。

 

一般的には不幸でしかない新型ウイルス危機への対策として、皮肉にも普及しかかっているテレワークにはデスクトップPCニーズが息を吹き返し、新規のノートPC需要が起こった。

 

それを巻き返すかのように移動通信大手のdocomoが、タイミングを合わせたかのように5G通信サービスを発表したことで、移動通信機器の優位性を高めようとしている。

 

こうした通信端末トレンドの転換期に立ち会っている我々は、端末のユーザビリティに順応していかなければならないだろう。

 

その一環としてネックになるのは、操作画面のサイズと端末操作のしやすさとの葛藤をどう判断していくかと言うことだ。

 

例えば、スマホは移動が容易でどこでも利用できるメリットの一方で、PC慣れしたユーザーには画面が小さく独自の入力方法に難儀しやすいし、PC操作が一般的ば会社では、PC操作の利便性のが優先され、スマホの利用が軽んじられる傾向が残っている。

 

その狭間で、端末ユーザーはユーザビリティつまり、利用頻度と使い勝手の良し悪しいちいち余計なリソースを食われてしまうわけだ。

 

それ故に、標準利用する端末の共通化や統一を目指そうとする者にとっては、受難の時代でもあるが、筆者は両者併用をしつつも小型端末に慣れるように利用頻度を固定するようにし始めた。

 

具体的には、デスクトップ、ノートPCとスマホに選択肢がありながらも、敢えて室内外利用に関係なくスマホでの作業を増やすようにしている。

 

 筆者の世代独特の判断だと思うが、PC操作慣れした世代にとってはその移行は課題になるため、これをせざるをえないということだが、加えて入力アプリがPC由来のQWERTY入力をする筆者にとって、それを狭いエリアで行うには、PCより時間がかかるのだ。

 

Simejiのようなスマホ専用入力デバイスに慣れている層とは、また違った苦労をクリアする必要になるし、標準IME以外のモノを使うリスク対策も面倒だと考えているためでもあるのだ。

 

これらの事情や境遇は人さまざまだろうが、今後どの層に偏った入力デバイスが主力になるのかはわからないが、精密機器の技術向上や移動体端末市場の普及を考えると、PC操作よりスマホ端末に慣れておいた方が、個人的には有利だろうと考えている。

 

今後更にスマホを超える端末が現れるかもしれないが、5G時代を迎えるにあたって、どこでもまんべんなくその恩恵を受けるには、スマホの機能進化に期待するのが王道だろう。

 

その意味で、筆者端末使い分けでPCはYouTube閲覧専用機にほぼなりつつあるが、スマホメーカーのシェアが、ほぼ中華製になっている憂いは、ますます深刻化していきそうだ。

 

そんな心の愚痴を吐きつつも、今日もスタバで、iPadYouTubeの情報収集しながらスマホで、記事を書く習慣を続けている