くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

当たり前になるデータサイエンティストの資質

AIが幅を利かせる世の中で、企業は闇雲にデータサイエンティストの育成と需要を求めているが、そもそもデータサイエンティストのやっている事は、どれ程の価値があるのだろうか。

 

結論から言えば、直ぐに淘汰される職業であり、未来に生きる者全てがデータサイエンティストならざるを得ない社会になる以上、近未来の常識になるスキルと言えるだろう。

 

現状は、経済市場の大半を握る高齢者層のスキル不足で、AIと実社会の仲介役が必要な段階なので、一時的に職業として需要が一定数あるに過ぎず、これも何れインターフェイスの改善で、多くの恩恵を受けられる時代に間もなくなるために、限定と見るべき。

 

むしろ、関心を向けるならこのスキルを得るために、グラフや統計を見る習慣をつけた方が幸せになれるかもしれない。

 

特に我々日本人は、教育で金融や数字の基本的な扱い方を教えてこられなかったために、AIの導き出す判断を参照する唯一の手段であるグラフや、情報の見方を全く知らない事に気づいていない。

 

知らない事に対処できるわけも無く、正しい問題判断もできるわけもない、ただイタズラに言われた虚像に警戒し怯えるだけで、そんなままでこれからは生きてはいけない。

 

これからは悲観して自殺者が増加するち、やたら脅されるのはそのためで、今から数字に慣れておけば多くの数字恐怖症の者が、そんな悲劇からも避けられるということだ。

 

慣れる度合いは人それぞれで、慣れられる時間も様々だが、まだ余裕のあるうちに始めた方が良いに決まっている、苦手な諸氏は学生時代を思い返して、苦手だった分野を今から補完するようオススメしたい。

 

その学びの中で、特に抑えておきたいのは、数字は人間より自分を決して裏切らないと言う事実であり、そこが見えて来ると、イッキに学習モチベーションがあがること間違いなしである。

 

逆に人間不信に陥らない事を願うが、今youtubeで多くの基礎学習動画が沢山出ているから、世の中本当に有り難い時代であるが、これからはこうした質の高い無料情報のニーズが最も価値を生み、市場を形成する時代だ。

 

いつまでも、旧態依然の情報価値にこだわっていると、簡単に時代に置き去られてしまう、ここを誤解したままでは、これからの価値観を理解できずに、それこそロボットの様な人間になってしまいかねないから、緊張感を持って過ごして欲しい。

 


これからは人でしかできない事は、これまでとは違った解釈を求められる時代になっていく。

 

仕事とはすなわち創造する事であり、行動する必要がある無いに関係なく、コツコツと誰も踏み入れていない領域を見出していくこと、その積み重ねが結果として新しい市場を生み出し、個人の価値をつくることになる。

 

さあ、あなたも既に芸術家のひとりなのだ、少しでも多くのイマジネーションとビジョンを思い浮かべながら、想像の翼を広げるべきだろうw

 

もう少し真面目に答えれば、日々の生活や仕事でそれぞれの作業に、なぜその作業をしているかと言う根源を、常に意識しているかが判断基準になる。

 

ここを無意識にしたり無視しているなら、その作業は創造性に欠ける行為だと戒めるべきだろう、その習慣化が重要なのであって、地味だが効果てきめんである。

 

そのために基礎情報の数字恐怖症をいち早く克服し、その数字が示すその先の筋道を見えるように、沢山練習を繰り返すことが結果として自分の創造性を広げる早道だと信じている。

 

その創造性を持つことは、すなわちデータサイエンティストそのものであり、その先にある可能性を広大なネットワークを介して多くの離れた人と、共有する社会を構築すべきなのだ。

 

もう記憶することだけが人間の仕事では無くなっている時代、記憶しても使い方を知らないのは、もう時代遅れなのだから。