くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

ビジネス視点

日本から台湾へ

アメリカが、韓国との軍事協定維持を迫ったにもかかわらず、日韓でのGSOMIAを破棄したが、アメリカもその軍事拠点としての価値を見限って、台湾軍事面支持のシフトを開始した。 こうした背景に沿ったように、日本でも韓国から台湾への関心は徐々に高まってい…

超陰謀論から学んだ、発想の脳トレ

売れに売れて、国内の自動車販売実績を押し上げていた軽自動車の売上が、ついにここでマイナスに転じたとのことで、元々自動車販売自体が世界的に不審だったことを思えば、比例して当然とも見える。 そこで、その筋道を今回はお遊び的に、筆者が陰謀論から学…

超絶の中華端末に透ける、近未来のリスクリワード

世の中の情報通信の高速化・大容量化で受ける影響について、一時はファーウェイ端末の危険性を指摘したトランプ米大統領の一件で同盟国は、独自の規制を始めたまでは大々的に報道されたが、少し間が空いた途端に同社が新製品発表を始め、国内各社も呼応する…

沖縄モデルと実験市場

首里城が焼け落ちた沖縄の地が、意外と流通験に向いていると思われる一件だが、それ以上に地理的にもメリットがあるのではないか? toyokeizai.net セブン、「沖縄モデル」で物流改革を急ぐ背景 | コンビニ | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 リゾー…

NHKの真意と通信メディアのホンネ

ちゃぶ台返しと揶揄されたこの判断をどう見るか? 国内改革に邁進する高市総務相が、内定仕掛けていたNHKのネット同時配信化への提案を突き返したようだが、この動きは東京都のオリンピックマラソン競技開催地の急遽変更と近い、判断の大きな変更が伺える。 w…

決算黒字でも安心できない市場経済の複雑な事情

世界で自動車業界の低迷が続いている中で、トヨタ自動車決算で前期の黒字計上を発表したものの、その趣旨は開発費捻出のためにいっそうの原価引下げなど、決して楽観視する姿勢を見せずより一層の引き締めを示した。 diamond.jp トヨタ、過去最高益の裏にあ…

ロジャース氏の奇行か神の声か? 国内市場の再評価

次世代の市場予想で有名な、大手投資家のジムロジャース氏の日本市場予想の記事が出たようだが、日本人にとって喜ばしい話ではない。 しかしながら、彼の判断力は冷徹で誰よりも合理的なのは有名なことで、その的中率はまさに神の予言に近いとまで評価されて…

地殻に残されたサンプリング

この遠くなる話だが、古の氷が採取されて2年でようやく最初の調査結果が出たようだが、サンプリングからはCO2の増減周期は数万年程度と、従来の予測よりは遥かに短かったようだ。 www.newsweekjapan.jp 200万年前の氷が採取されて2年、地球の気候変動に関…

アプリで始まった仮想戦争と未来の覇者

久しぶりに陰謀推し風のタイトルに、心が震える……と言うのは差し置いて、静かに始まっている米中間の市場争奪戦についての考察。 現実主義者の筆者から見ても、中国など共産圏を巻き込んだ情報戦の中での人気アプリの諜報戦略が、どれほどに世界の未来に影響…

静かに進むIT戦争の兆し

中共IT企業の他国企業買収が進行しているそうだが、重要視しなければならないのは、中国は国家戦略に基づいて一貫した企業買収をしており、単に一企業の利益拡大の行動とは規模も効果も桁違いな点にある。 smhn.info TikTok運営会社の米企業買収、国家安全保…

お金に強い人、その筆者の解釈

お金に強い人が、経済情報に集中しているのは、あながち間違いではないにしても、彼らの収集力は、ネットからというより直接人からや、人の動きを数値化し、効率よく収集しているはず。 むしろ、全時間の使い方は経済情報だけでなく多様で柔軟にされているだ…

資産運用の注目の高い理由と奥義

このキーワードは、ここ数十年前から国内でも注目が集まるマストキーワードだが 、昔は確か財テクとか言っていたが根っこはかわらない。 web.smartnews.com 絶好調のイオンがまさかの利益6割減! 原因は子会社の不正にあり? (MONEY TIMES) 資産運用とは、企…

ナンバーワンや勝ちにこだわる、重要な意味

過去に「なぜ、ナンバー1でなければいけないのですか?」 と国会答弁で公然と出た反議は、人が希望を持つための根幹的な事実を理解できていない者、有りがちな純粋培養で世間にまみれない政治家などから、漏れてきそうな象徴的なセリフとして、歴史に記録さ…

米IT企業に需要が見込める周波数ビジネス

総務省が、今年度末あたりまでに開放を検討したとされる60khz周波数帯は、米IT大手Googoleの新型スマホ「Pixel4」で提供される新機能を日本国内で法的に使えるようにするためらしい。 これまでは日本の電波法によって利用が禁止されていた低周波帯のひとつと…

北朝鮮の政府と国民

北朝鮮のキム・ジョンオンは、SLBM発射実験依頼大きな動きを見せていないが、先日北朝鮮船籍の漁船がEEZで日本船と衝突した件にも、全く反応はなかった。 president.jp なぜ北朝鮮は日本の漁場で密漁を繰り返すのか 「監視だけ」の日本はなめられている | PRES…

なぜ起きた、消費増税後の企業同士の不協和

消費増税施行と、過去事例でもセットで施行される法人税緩和などによる、法人の優位性はそれ自体に疑惑を抱くに十分な現実だが、今回本来優位であるはずの法人に不協和が生じたような事実が起きた。 いつもなら経団連を筆頭にして、足並みそろって税制優遇を…

日本は経済成長しない、らしい?

政府の緊縮財政を崩さない姿勢、経済成長しない前提の専門家の論理展開が、ここ30年以上継続された結果が、今の経済成長できない日本の今を作った。 なぜ彼らは、日本は経済成長しないことにしたのだろうか。 それは、国内の投資をしたくないからではない…

日本人こそ身につけたい、自己中な生き方

日本がまだ資本主義圏に属している幸運、それはまだ身の振りが取れる裁量の余地が残されているということ。 参照記事の内容にあるように、日本は資本主義の国で、まだ個人裁量が認められているにもかかわらず、これを利用しもしない消極的な人が多すぎる国で…

在るかのような幻を見ると、誰もが逃げる

資本主義貨幣経済に沿った目線で、香港の覆面法を見れば、命を守るために国にとどまるのではなく、自己資産カネと地位を守るために国外へ出ていく者が必ずいる。 災害や暴動から生命の危機を回避するために、脱出するのとは明らかに異質な富裕層の国外転出は…

国の生産性について、マジ斬り

国内に住む者より、外の者の方が客観的視野を保つのには、圧倒的に有利なのは一見誰でも知っていることだ。 実は日本国の経営は、国民が思っているほど順調でないことは、意外と自覚がないのではないだろうか。 toyokeizai.net この法律が日本を「生産性が低…

5G標準化時代への布石

スマホ無しの生活が困難な人が圧倒的になろうとする時期に、政府はようやく本腰を入れたようなので触れておく。 r.nikkei.com スマホのSIMロック、即時解除義務化 総務省が表明: 日本経済新聞 過去にも、何度か政府はSIMロック縛りの是正に動いてはいたが、E…

最先端技術はお揃いがお好き?

最近の戦争は無人化が流行なのか、ステルス機軍事目的のドローン兵器の話題をよく目にする。 世に出回る最新技術は、往々にして軍事兵器からの転用(お下がり)技術によって新商品が出回るのが当たり前だったが、最近は米シリコンバレーなどの民間シンクタン…

新規参入、楽天「通信基地局事業」の遅れは、チャンスにできるか?

楽天のスマホ事業参入を表明後の基地局設置の遅れが問題になって、サービス料金引き下げを狙っていた、菅官房長官も苦言を呈していることについて。 実際に、新規参入業者にはかつてのsoftbankがそうであったように、基地局設置の諸場代が割高にされたり、既…

チャンスは待たない、現場対応力が全て

今月にアメリカでこんな話題が流れた。 陰謀論者では知らぬものがいない米国内にあるとされる通称「エリア51」と呼ばれる軍管理の敷地に有志が集まって、立ち入り禁止区域に堂々と侵入しようという呼びかけだった。 www.cnn.co.jp CNN.co.jp : 「エリア51…

こんな今だからこそ見直したい、自己スタンス

今回は珍しく、一時期貪るように読み漁った関連本のような、自己意識向上のウンチクについて。 そのタイミングを図っていたのだろう、長々とお蔵入りにしておきながら、結局無罪とした判決を法は下した。 www.cnn.co.jp CNN.co.jp : 東電元会長ら旧経営陣3…

日本はなぜに世界一になったのか

相変わらずの脅迫めいた煽り文だが、彼の言うことに一理ある。 むしろ彼が警告することが、同年代若年層にはインフルエンス効果は大きい r25.jp ひろゆき「貧乏になった人はリアルでバカになり、ムチャクチャな方法でカモられる」|新R25 - 20代ビジネスパー…

原発運用での、現実的に避けられない法外対処のゆくえ

9月17日に発言された松井大阪市長による下記の内容について、対応処理の行方が地域でも判例となることや、日々のビジネス的な判断をするうえでも、問題洗い出しの参考となるので取り上げたい。 www.sankei.com 松井大阪市長、福島原発処理水 大阪湾放出に応…

隠して構わないことと、隠してならないことの見極め力

陰謀論者が台頭したり都市伝説に胸躍らせる時期には傾向があり、それは流行る地域のゆとり度合い、つまり景気の良し悪しに大きく影響すると考えられる。 日本で言えば数年前つまり平成晩期の景気後退が表面化されにくかった時期に、何十年かぶりにスピリチュ…

国産機MRJの苦難は、航空機産業の特殊性だけが課題か

引用記事を見て思い起こしたのは、日本製航空機MRJの量産化になかなか漕ぎつけられないもどかしさの解決の考察に至った可能性からだった。 旅客・軍用など航空機による事故が自動車のそれと比べて少ないことは有名だが、一旦起きたときの経済的インパクトは…

ものづくり企業の選択と対策

名古屋では大手企業に当たる、ブラザー工業が発表したAIシステム導入は、資本の優位性を担保できる大企業ではトレンドの資本投入だが、この企業に限らない「ルーテイン業務の自動化」はより企業の筋肉体質化を加速し、脂肪に当たる不明瞭な要因を削ぐことで…