くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

ビジネス視点

個人事業者に求められる特化した売り口

平成中期あたりから、SNSを媒体にしたITインフラを最大限活かした振興企業によるビジネスが一般化しだし、令和に入って既存ビジネス企業もITインフラを事業に実装することが、至上命題になっている。 平成期はネット環境へのリスクや不安定な普及率がネック…

国産化にこだわりだした米国の動きに日本は?

アメリカはご存知のとおり各国企業の生産をアメリカ誘致を推奨する動きを見せていたが、記事の通りIT企業トップのアップルCEOと米大統領との会談を通して、米IT端末の優位性を高める話し合いをした。 それに伴いアメリカにより中国生産体制の移転が加速して…

G7開催国フランスの真意と影響力

久々のトランプ大統領関連ネタになるが、中東の原油タンカーが攻撃されて以来アメリカがイランの動きを牽制すべく、久しぶりに友好国への結束を呼びかけた中で、日本は仲裁の道を探るなかで、G7開催国のフランスが起こしたこの配慮は、何を意味するのだろう…

本丸がどこかを見極める。

8月も過ぎて10月には消費増税施行を控え、中国や北朝鮮韓国の意味不明な圧力がピークを迎えようとしている背景には、上記国の国家思想を国内に周知させる行動の焦りがピークを迎えているからだろう。 親分である中国が、米国との経済戦争で弱められ、想定…

情報が先か目的が先か? IT社会の海でおぼれないために。

「もうすでに、多くの人が有り余るほどの情報を持て余し、方向を見失っている。」 と、情報化時代が説明される際に、冠ことばとして頻出するシーンをよく見るが、 まだTVメディアだけに依存し、その範囲でしか社会を見ていない人以外にとって、 その言い方さ…

ドローン戦争が現実のものに。この技術を広めたい!

これはSTARWARSで言うクローン戦争にかけてみた、空を飛ぶ小型操縦機のドローンのビジネス転用は、様々な事象実験はむろん、農業や軍事面では実用域に達している名実ともに実用的なインフラになりつつある。 このドローンが突然飛んできて、私達の情報電波を…

恣意的に需要とビジネスを起こす

初夏のときには冷夏が危ぶまれたがフタを開ければ一転し、 酷暑が台湾から日本の環太平洋西岸域を襲うという番狂わせ。 急遽湧いた酷暑対策グッズや健康管理関連ビジネスは繁盛。 本来なら、終戦記念日を厳かに執り行い、最高気温ランキングで夏を謳歌できる…

この国は世界の実験国なのか、大切な反面教師を演じているか?

西洋人から見れば東洋の最果ての国へ彼らが到達した日から、その行為は始まったのかも知れない。 宗教家が、大資本をたのんで極東に投資を始め、布教を理由に物資と武器を売りこんだのがその始まりで、その後一旦は閉ざされた後黒船襲来で再開を達成する。 …

酷暑も吹き飛ぶような現実に凍りつく? その理解に空想論MRTは必要ですか?

MRT(Modern Reality Theory)は筆者の造語で、話題になってもすぐ国内TVメディアに黙殺されたMMTに乗っかったもので、交通システムとは無関係なので、予めご了承いただきます。 いずれにしてもこういう造語を作らずにはいられない程に、国内景気をこれほど…

彼女たちが追う理想と背負う未来

これは、女性だけに言えることではないかもしれないが、 「鏡よ鏡、この世で一番美しいのはだーれ?」 映像系SNSを駆使して興味を刺激するビジュアルを追い求め続けるその深層に、 アイデンティティへの自負と誇示を見るような気がしてならない。 鏡に映る虚…

管理を軸とした「働き方改革」が、そもそも日本をダメにする

働き方、という手順をいくら工夫しても仕事の改革にならない。 世の中に存在する仕事の大半が一定以上のコントロール下で動いているからで、 それ故管理ゼロの仕事は存在してはならない仕組みを理解したい。 雇用者は安心安定を給料で買い、被雇用者は自由を…

「排他的経済水域」が撤廃される可能性を考える

日本の国力と資源力を担保するのには、いくつかの国際的に共有されるルールが保持されて保たれているものがある。 そのひとつ、海洋資源・防衛に貢献する「排他的経済水域」は、海洋国日本にとって、死守すべき「権利」だ。 その権利が、単に大きな岩が一つ…

モデルチェンジの度サイズアップって……

かつて車が黙ってても売れに売れた時代、その主役はカローラ・サニー、その上はマークII・セドグロ、憧れはクラウンだった。 エコ時代になった後は圧倒的にハイブリッド、プリウスは売れまくった。 その中で、個人的に「なんでサイズが大きくなるんだ?」と…

日本のサンプル屋さん「東京」のトリセツ

政府はお題目を掲げつつも有権者の反応を見ながら最後に違うことをする。 ここ30年ほどを振り返るとわかるが、地方創生を掲げながらも成果を上げず、消費税を上げて潤った収益で一貫して中央集権化を強化してきた経緯をもつ。 地方自治とのバランスを悪化さ…

陰謀論で言う「外宇宙からの神」「裏組織」とかの仕業が現実になる、その傾向と対策

※「傾向と対策」このフレーズ、ある一定の世代にはあるある(刺さる)マスト用語。 陰謀論好きのマニアたちの語るファンタジーをいちいち真に受けていたら、そのバリエーションの多さに、まさに世の中は陰謀社会のパラレルワールドが存在することになってし…

ジャンケンに勝ちたい会社と社員って!とボヤく

入社後にすぐ辞める新人を問題にする話題多いけど、優秀な人材確保に企業はかなり神経質になっているんだろうね。 社員側目線であえて言わせてもらえば、企業は相変わらずズルいんだと思う、それにどこの馬の骨ともわからん新人に、やすやすノウハウ晒さんわ…

中国のZEV法からNEV法への布石と戦略

NISSANのEVカー「リーフ」「ノート」が定着し、HONDAからも新プラットフォームを開発製品化、国内で関心が高まる一方で、ついにTOYOTAが5年前倒しでEVシリーズ構築に動き、ようやく日本メーカーの本格EV市場参入の目処がつきだし期待されるところまで来た。 …

GAFAに代表される外来種による、国内基幹産業の絶滅危惧

この曖昧な立場の国連関係者の指摘が何を指し、どれだけの影響力を持つのか情報不足だが、日本の独自性を海外がどう捉えているかを示している一例にはなるかもしれないので、つかみとして採用しておく。 web.smartnews.com 日本メディアの独立性に懸念=菅官…

最後の純国産液晶とかぶる国内企業の明と暗

この結果は、JDIに限らず中国市場に依存する全ての企業に共通する問題で、リスク分散や海外市場戦略の困難さを浮き彫りにした。 今更あげるまでもなく各企業は、独自の戦略の責任において、この解決策をクリアすべきだが、その明るい報告は今の処聞こえて来…

煽られる危機感を俯瞰するために

筆者のブログも例外では無く「煽り記事」がはびこる昨今www みなさんはどう評価されていますか? プロの識者・記者から自称プロライター、筆者のようなアマライターまで、 数多の煽り記事に丁々発止に陥っている人も多いとか少ないとか。 さらに、その記…

「MMT」大騒ぎで露呈した、それぞれのお金事情

MMT(現代貨幣理論 げんだいかへいりろん、英語: Modern Monetary Theoryの略称)以前から存在していた「お金の基礎」理論が、なぜ今更に経済の黒船来襲とまで騒がれたのか? 今でも衝撃的なものだったはずだが、国内では交通事故ニュースで目立たなくなってい…

FOXCON元トップが台湾総統になる意味

小説ネタ探しで、ブログ記事を書き出しているうちに、それなりに知恵はつくものだと思わぬ変化に驚く。 政治経済歴史文化、商業なと一般生活などのジャンルの記事、国内外にこだわらず拾い読みする毎日がもたらす相乗効果は、筆者に想像以上の気づきを与えて…

中国初OSデビューでも始まるドロ沼闘争

中国HUAWEI社が、米制裁のアオリでスマホ関連部品供給停止となり、独自OSの開発着手を発表に至ったが、成功すれば世界でも稀有な快挙。 昨年の騒動から米中貿易線が厳しくなっていく中、Huaweiは最悪な状況を予見し、部品の在庫を増やし(半年〜1年間)なが…

「China」ブランド侵食への企業と個人のアプローチ

参照記事は、中国の新聞についてのコメントだが、この記事を読んでふと感じたのは、中国の市場が持つ魅力「China」ブランドへのアプローチの難しさだ。 記事にあるとおり、中国政府が情報統制を敷き、国内企業を緊急統治できる仕組みもできている状態で、政…

人の脳のマルチタスク

人間の脳みそは、同時並行思考はできても、身体を伴う同時作業はできないと言われる。 以下の記事が詳しく説明しているが、重要な点を補足する。 president.jp 人間は本質的に"マルチタスク"はできない | プレジデントオンライン 長期タスク、中期タスク、短…

経済評価を下す、目的と意味をおさえること

某ネットニュースメディアに出演された萩生田議員のコメントが、翌日一斉にTVメディアで炎上まがいに騒がれた経緯に、????な人も多いかもしれないが、論争のキーワードとなった7月にある「日銀短観」に異常反応したのは…… 単に、某……虎ノ門ニュースの影…

最先端を走る「時の人」が導くもの

歴史がある程度経過してみないと見えてこないことだが、過去そしてこれからも時代を先取りする時の人の先見性の鋭さは、人の未来に大きく影響してきた。 特に技術や経済においては、その影響力の大きさからも注目度は高いが、彼らの中毒性がその後正しい方向…

十年後の時代を読むチカラの差

個人経営者や零細企業の起業が期待できないのには、様々要因はあるが、低下価格帯ファストファッションでしのぎを削る2社のギャップを見るに、ネームバリュー以前に、商圏のEC化への対応の差は5年で結果が出てしまう速さに驚く。 衣料などの物販には物流の…

世界4位の軍事国家が示す傾向と対策

インドが核兵器実験成功で、中国に続き世界4位の軍事国家になって久しく、ついに宇宙への覇権争いにまで手をあげた。 日本にとって、技術的にはとっくの昔に可能だったはずのその地位は、戦後アメリカGHQの政策コントロールによって、実質上制限され「平和利…

軽自動車・5ナンバー車が売れる日本の市場背景

自動車市場に見られる傾向の変化についてのメモ、 ハイブリッド車の売れ線「プリウス」「アクア」のシェア低下は、「ノート」に奪われたことと、ハイブリット車市場が飽和しつつある姿を指していると考えられ、 自動車のグローバル市場化するなかで、減少す…