くろまのパーソナル・ワークショップ

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残価設定ローンと仮想通貨リスクの共通点

表題の前者と後者、一見全く別物に見えるが、

資産運用の維持手段としては、基本的に同等と考えている。

 

前者は例に上げた記事では車なので、自動車を固定資産と見ているが、

「買いやすさ」を助長しており、自動車を資産と認識する傾向がある。

一方、最近暴落中の仮想通貨ではあるものの、

金融知識知識の無いまま、上げ相場に便乗しやすい土壌は残っており、

「あわよくば便乗」の空気は冷めていない。

 

ローンについては今更だが、どんな商品であっても「借金」であり、

購入した車や家などが負債になるのは、将来も変わらないと言う現実。

これら有形資産は、キャッシュフロー的には現金購入が原則。

 

某ホ●エモンさんら一部が、自動車ローンの優位性をうたわれているようだが、

これはその原則を理解した上で、資産全体の中で自動車を捉えた場合、

価値を見出す人のみにある価値であり、万人に当てはまるものでない点に注意。

 

仮想通貨は本日「仮想資産」と表現を改められる動きもあって、

既存通貨とは別物、といった動きが強くなっており、

本来の仮想通貨にあった既存通貨との優位性はスポイルされつつある。

 

これらの流れを把握せずに、単に流行に乗っかれば、

誰が見ても失敗の未来は避けられないということ。

下の記事は、その流れを示唆するわかり易い現象と言える。

 

今後も様々な景気向上に向けて、新商品が出てくるだろうが、

これらを全否定しているのでなく、正しい認識を得た上で、

それぞれの立場で有利と判断できるかが重要ということで、

特に国内は、ファイナンスの基礎知識を学べていないまま、

資産形成の流行に乗ろうとしている人が、あまりに多い。

 

それ故に、市場が活性化しているのも事実ではあるので、

世の中は上手くできているとも思う。

 

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新車購入で流行の残価設定ローン 借り換えで自己破産するケースも - ライブドアニュース