くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

最近目立つ?安全神話の象徴のトラブル報道

 この手の話題を都市伝説扱いするのはいかがなものか?

と避難されそうですが、普通に考えても鳥が原因というのは、あまりに原因を過小評価しすぎでは無いかと。

 

昨年の辺りから日本の「安全神話」の象徴とされた新幹線のトラブルが少しづつ増えているのは、みなさんも気になっていることと思いますが、歴史上初の人身事故もあったりと、私達のホコリでもあった新幹線に関するトラブルは目立っているのは事実です。 

 

news.nifty.com

パンタグラフに鳥接触か、停電で新幹線緊急停車|ニフティニュース

 

 そこで、くろまも識者の意見を探し回ったところ、やはり注目されており、特に国際・経済関連でその背景を論じているものが多くて気になりました。

 

ポイントを上げてみると、治安悪化に関するものと経済の影響に関するものに分けられますが、前者ではオリンピック開催直前でのネットを介したハッキングやテロの影響を試しているという見方後者では、新幹線システムの売り込みを不利にするための妨害行為という見方です。

 

両意見とも、まさに日本の正念場を迎える時期だけに、簡単に一笑にふせる話ではないのかなと。

 

この話がウソかマコトか、今証拠をあげることはできませんが、真実味を感じる人は増えてきても不思議ではありません。

世間は景気上向きで盛り上がろうとする直前であり、例えればお祭りの前哨戦の時期でもあります。そんな時期に水を差されたくないのは人情なのですが、日本の景気が本当に上向くには、今年はとても大事な時期ですから、上向を楽しみつつも一方ではこうした脅威から目をそらさずにいなければなりません。

 

幸いにも政府は、この点で妥当な政策を打ち出そうとしているのは幸いですが、ただでさえ混乱を招いている国会の状態を見るに、うちわもめしているのは私達にとって得策ではないことは、ご理解いただけるでしょうか。

 

目先の問題に気を取られていると、私達は得てしてその先の道を誤りかねませんが、

一連の新幹線トラブルのニュースの取り上げ方は、正に無難で極小的な視野での報道が目立ち、真に受けているとこっちまでどんどん視野が狭くなりそうで、とても不安ですよね。