くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

アメリカと中国の間で生きる国ニッポン

世界マネーを完全にコントロールする国が、最も疎ましく見ているアジア企業の話題の背景にいる国家。

この2大国に地政学的だけではなく政治経済の面で、間に挟まれた私達の国はどこに向かえば良いのだろう。

 

 

 アメリカ合衆国は資本主義の経済社会では、常にトップに君臨し、ベンチマーク

でなければならない自負があって、それ自体が正義であり、それを遂行するためには行動すべてが正義でなければならない。

 

この国が成立した歴史と経緯を遡れば、アメリカは経済社会の進化と共に成長してきた国だとわかってくる。

 

そうした国家において、社会主義国家が自分のテリトリーに介入しようとする行為は、資本経済にとってのレジスタンスであり、危険分子と判断し敵とみなす行動を、アメリカは一貫して実行してきた。

 

web.smartnews.com

中国IT大手「ファーウェイ」の正体、米国が最も潰したい企業 (ダイヤモンド・オンライン)

 

 中国だけでは無い、傀儡国である日本でさえも彼らの主義に異議を唱えれば、精制裁の対象になるし、そのスタンスは一貫してアメリカ大統領の裁量で守られてきた。

日本はその経済社会において、アメリカの傀儡国家の役割を果たしてきたし、多くの国民はこの関係や役割を普通に受け入れ、違和感なく生活している。

 

このままでいいのかどうか?など日本らしい姿勢を、今後模索すべきかどうかは賛否両論意見が分かれるところだが、あえて大きな破綻を感じなければ日本は、このままアメリカと運命を共にするだろう。

 

地政学的にもアジア圏の防衛の要として、御庭番としての価値が認められている間は、ある程度の存在価値を示せるだけに、第二次世界大戦以降政治的大国に食い込む野心も抑えられた国が、今後その野心を引き継ぐ中国とどのように付き合っていくのか?

 

近年安定してる安倍政権は、野心と傀儡のバランスを変えていくのだろうか。