日本らしさのグローバル化の兆しは見えるか?
最近思惑通りに、外国人観光客増加と日本文化の認知度アップは進んでいるようで、うれしいかぎり。
この上に「大阪万博」招致決定で、その勢いが増してくれればさらにいい。
その兆しは、京都をはじめとして代表的な観光地の取り組みをみても、向上心を緩めることなくさらなる向上と工夫の姿を見れば、わかる。
地方創生の観光ノウハウの積み上げも、そろそろ効果を発揮し出していて、今後の課題は英語対応の向上にかかっている。
海外人材導入の是非に盛り上がる中で、英語ネイティブ人材の積極的なリクルートはもっと加速していいと思うし、教育現場への導入も大事だが観光現場への導入によって、普段の生活の中での英語力向上も見込め合理的に思える。
日本人が英語力を苦手とするのは、今日に始まったことではないので急に解決するのは困難だが、その分即戦力である海外人材を充てがうことで、移民対策と観光問題の根っこを同時処理できるのであれば、国家レベルで即実行に移すべき案件。
闇案件なのは、自分が英会話を「完璧」になるまで現場に踏みとどまる消極性であり、一言でも外人とコミュニケーションを取ろうとする一歩を踏み出さない、偏ったこだわりにあるかもしれない。
ネットを使えるものは「グーグル翻訳」でなんとかなるし、中学レベルの拙い語彙力とちょっとした行動力で、意外となんとかなるという実感を体験するもが大事。
「自分は英語使う機会ないから」
と自分を慰めるのはいいが、これからは少なからずなにがしかの機会が増えてくる時代で、後で後悔しないためにも、
「なんの役に立つんだろう?」
と、今は思えても。
日本人の多くの人々の奥底に潜むコンプレックス・ネガティブ要因解消に一役買うメリットだけでも、大きいんじゃないかと思ってほしい。
かく言うくろまも、今はなんの価値も持たない「英検3級」レベルの語学力しかない上で書いているのだ。
言いたいのは、こうしたコンプレックスは、日本独自のものでありたとえ拙い英会話でも、生活に使う上では全く問題ないと言う事実。
喋れなければ、ジェスチャーだけでも同じ人間同士だし通じるのであり、日本以外の社会で生きてきた人との交流は、大きなカルチャーショックを受けるし、自分の人生をより豊かにする。
この心地よさをぜひとも体感してほしいと願う。