HUAWAIの釈明めいた、広告の真意を問う。
ファーウェイの日本法人を通して、本社トップのメッセージが一斉に5社の新聞一面広告で流された。
注意いただきたいのは、一見単なる釈明・弁明など文面に見受けられるも、肝心なことが保障されていない点。
ファーウェイ・ジャパンが全国紙5紙に意見広告「日本からの調達額は対中輸出額の4%」 | BUSINESS INSIDER JAPAN
アメリカを始めとする日本を含めた資本国が、同社製品を危険視しているのは、
個人情報の不正利用にあるのは間違いないが、重要な点は情報の、
「商用利用」ではなく、
「軍事利用」と言うことだと考えられる。
同社はこの広告で、
自社による商用的な個人情報保護は少なくとも約束している。
(世界各国の同業他社含め、どれだけ本当か疑わしいが)
しかし、今回の一斉ボイコットのキモは、
「中国政府の100%情報利用」が中国製品には不可避なこと。
中国政府は、西側の有価値な商用情報を無承諾で利用でき、
更に恐ろしいのは、軍事的なハッキングデバイスとして機能させることが可能であると疑われていること。
こうした、ウイルスによる情報漏洩や情報操作、端末を介してのネットワークの悪用の事例などは、元NSAエージェントのエドワード・スノーデン氏の暴露で、西側の情報戦に利用されてきたことが周知され、現実に可能だとされているので、今更その技術を疑うひとのほうが少ない。
中国は「中華思想」に基づく一帯一路政策で、西側のそれを上回る情報戦を仕掛けようとしている中で、情報関連機器で世界シェアトップに上り詰めた同社の技術や製品を利用しないはずが無い。
因みにこの記事紹介がくろまの単なるヘイト記事でない根拠は、多くの国内にも居るであろうHUAWAIスマホをくろまも使っているからだし、本気で買い替えを検討している。(当に今、その端末で記事を書いている、汗)
ただ冷静に思うに、影響力も無いユーザーがこのまま使い続けても、上記の謀略に利用される可能性は小さいとも考えていて、強いて可能性を言えば個人的にウイルス感染による個人情報漏洩か、多段プロクシの踏台に利用される程度だと思うが、そのリスクはどのメーカー端末でもあり得るので、
関連企業の要人とか公務員などの、中国に有益な情報に関与したり、
物理的に関連設備に出入り・関与している、
仕事や繋がりが有る人物でなければ、尚更利用される影響は小さい。
話を戻すが、あとこの広告で見れるのは、
同社の世界的影響力を、堂々と誇示する点で、
穿った見方かもしれないが、
「これだけの影響力を今更完全排除は出来ないだろうが!ああ?」
言わんばかりの、脅迫とも取れる文面であること。
同社による、一世一代の大々的な広告。
果たして、皆さんどのように受け取りますか?
陰謀か?釈明か?
日本人の美徳である性善説的な思考が、今問われています。