くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

地球外オアシス探しの行方と、宇宙ガチバトル挑む中国

新年早々の話題に、中国が月の裏側に無人衛星を着床させたうえに、地球との交互通信に成功したと発表された事で、国内がざわついている。

 

www.bbc.com

中国、月の裏側に着陸 何をしようとしているのか - BBCニュース

 

日本にとっても、今や技術や経済、何より外交面でも脅威になっている大国の強烈なアピール報道は、私達には素直に歓迎できるものではない。

 

ただ、今更中国はなぜ月に探査機を送ったのか?

 

と不思議に思えるところがある。

根拠は、皆さんがすでに知っての通り、元祖大国のアメリカや当時のソ連がとっくの昔にそのプランを捨てて久しいタイミングでの突然の行動だからだ。

 

ソ連、現ロシアは余り情報が出てないが、アメリカは既に火星やその外を回る小惑星帯に可能性を見出し、公にされているだけでも探査機を数多く送り出している時代であり、ロシアも経済状況は芳しくないにしても、それなりに宇宙のオアシスを模索しているはずだ。

 

www.bbc.com

engineer.fabcross.jp

 

 その今において、中国が始めた月探査に求めるものは何なんだろう?

 

かつて米ソがテッペンアピールにしのぎを削った月到達による、技術競争から50年も経ったし、日本でさえ既に「かぐや」で双方向通信に成功している今、技術力アピールもどうかと思うが、西側にすれば未だ「あの中国が!」と言った偏見が頭から離れ無いのだろうか?

 

ここで少し陰謀論的に考えると、当時のアポロ計画で友人飛行船による月探査が行われた際に、色々怪しい話が出たことは、マニアでなくとも都市伝説的に噂は聞いたことがあると思う。

・月面でUFOが飛んでいた。

・宇宙基地が既に存在していた。

・宇宙人との月の不可侵協定。

などなど…

もっと現実に近いものでは、アメリカは月に行っていなかったと言うのも、真しやかに語られる程で、これは突然計画を中止したことが疑惑につながったのかも知れない。

 

「人類が月へ求める意味」の最終的真偽は、言い出しっぺのロシア(旧ソ連)とアメリカが、明確な月へのアプローチをしない限り、解決しないだろう。

そこに割って入るかのような「月面争奪戦」によって、両国は売られたケンカを買うのか?静観するのか?によって、彼らの目的の真意が少しだけ見えてくるかもしれない。

それを中国は罠をかけたつもりかもしれない。

 

その罠が徒労に終わるか、宇宙の覇者となるのか、

その答えを知る由は、私たちに無いのだろうか。