くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

中国の月到達でにわかに起こる資源争奪戦

 

中国の行動にうらが無く、本気で一番乗りを目指していると判断できそうだが、裏行動が大好きなアメリカやロシアがこの動きに、全く反応する気配がないのは、不自然で、本来なら彼らの先進性からして、その先を行っていると考える方がしっくりくる。

もしガチで興味を示していないのなら、既に月の価値を認めていないし、月そのものより火星に傾倒しているのかもしれないね。

 

www.gizmodo.jp

中国には負けられん!欧州が2025年までに月の採掘を開始する計画 | ギズモード・ジャパン

 

日本も「かぐや」で調査したのだから、何らかのメリットデメリットを知っていそうなもので、少なくともアメリカへは意見提供しているはずだ。

日本の宇宙開発はようやく経済活動の面で実用化された段階で、地球外の星の開発には費用面でも技術面でもそうやすやすと進んでいない様子。

 

先程中国の行動はわかりやすいと書いたが、日本は上の事情としてもかつて争っていた米ソ(ロシア)の競争はどうなったのか気になる人も多いと思う。

おそらく両国の月開発のプロセスは、より現実的に、場合によっては共同で進んでいると考えるのが妥当ではないか?

 

新参者の中国の過剰反応とは対称的に、力も抜けて必要に応じて費用対効果を優先した開発利用を進めているため、新規参入者にも余裕で対処できているのかもしれない。

アドバンテージというか、火星の利用も含めた総合開発の段階であり、万が一の侵略にも面に出ることもなく対処できるのかもしれないし、むしろ経年変化としてはその方が自然に思える。

 

慌てるものは、貰いも少ない。

ということかもしれない。