くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

鉄ヲタにオススメ、台湾

下の記事を読んでいて思い出したのが、台湾がかつて太平洋戦争時前から、日本統治の歴史があって、多くの日本人が台湾の現地人に施した行為の結果、親日派が多い今の台湾があるのは最近注目されていて、昨今沸きまくる韓国政府の日本人への理不尽な対応に、韓国から台湾へ目を向ける人も増えているそう。

 

台湾は、その日本人が残した建物や施設を今でも多く大切に使い、活用していて、今の若い世代でも祖父や父世代ほどでなくとも、日本を慕ってくれたり関心が高いのは、嬉しい限りだが、その施設に軍関連のものもあったり、日本じゃ京都にだけ残る珍しい鉄道車両倉庫が残されていたり、駅舎が新旧両方残る駅もあったり、鉄道旅を楽しむ仕掛けがたくさん残っている。

 

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あなたは「山本頭」を知っているか?! | nippon.com

 

 最近、台湾推しの情報やニュースが急に増えているように感じるが、従来親日と謳われた中国・韓国の評判が問題になる中、次に日本に近い国が話題になるのは自然なことだどと思う。

 

多くの関心を持つその中でも鉄道や旅を主趣味にしている「乗り鉄」「撮り鉄」派にとっての台湾は、知る人ぞ知る格好のターゲットだと気づいた。

くろまが特別鉄ヲタというわけではないが、台湾好きの自分が台湾の観光地を思い返すと、おもわず鉄道・旅好きにはたまらん国だと思えるのは、ググって貰えば早いのだが多くの根拠がある。

 

くろまのお気に入りは、古い建物と新しい建物、新しい風景と懐かし風景、最新グルメな食物と自然由来の素朴な味など、それら全ての中に日本との深い繋がりがあって、それが今も受け継がれている事実だ。

この国は香港と合わせて、本土(中華人民共和国)と微妙な関係を続ける難しい国だったために、比較的その関係がクリアな韓国との関係に比べ、出遅れた感が大きかったが、最近は日本の援助や自助努力でアジアでも経済発展したことで、自発的な開発が進んできた。

 

その結果、経済的衰退を始めた韓国と対照的に映る台湾が、日でも絵影響力を増してきた時代経緯があって、加えて中国からの世界進出の圧力や経済発展などで、日本のそれが弱まったことなどで海外旅行が日本人のおおきな娯楽だったために、次の身近な旅行先を求め始めているのも大きい。

 

今や海外旅行はLCC旅客機無くして成り立たないが、未だ人気の高い憧れの外国は、遠方なためにその恩恵は届かないため、人気の主力は近場の外国に関心が集中している中、台湾は韓国に次いで最も身近で手軽な旅行先となった。

その台湾は近いようで、意外とその良さが国内で知られていない「観光の未開拓の地」であり、多くのYoutuberも積極的に情報提供をしていて、国内にいながらにして台湾の魅力を分かち合えるようになっている。

 

そうした好条件の中でも、鉄道が九州ほどの国土面積の周囲を囲み、都市部にもLRTや地下鉄が結構充実し、しかも安いという事実は撮り鉄乗り鉄にはとても相性が良い観光地だということを、もっと知ってほしいと思った。

くろまの経験上では、鉄道で移動する中でその車窓から見える風景は、とても癒しに繋がり、その向かう先が田舎であっても都市であっても、目の超えた日本人旅行者でも、魅力的な場所が多いし、便利で安い。

 

なにかのショッピング番組じゃないけれど、

「これは行くしかないでしょう!」

と言いたくもなる。

 

たしかに、本土と台湾は政治的に微妙な関係が続いていて、それを心配する人は少なくないけども、台湾へ行った人々が流すSNSや動画を見て貰えば、それが意外と取り越し苦労だと飲み込めると思う。

もちろん海外旅行にあるあるリスクへの基本対応は他の海外旅行のそれと変わらないのだが、移動して楽しみたい旅行者には、その醍醐味が良く分かる国だと思うし、くろまも長期時間が取れる者ならば「還島」という台湾一周をするのが夢だったりする。