くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

不快だけでない、心底おぞましい漏洩情報

この記事を読んで、心のそこからゾッとした。

そこには中国政策への違和感と恐怖感であり、なまじ力が大きいだけに今後日本が受けるであろう影響を考えると、拒否反応さえ起こしても不思議ではない事実ではないか? 

 

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中国で流出した謎のデータベース、180万人の女性に「繁殖OK」のラベルが… | ギズモード・ジャパン

 

この事実は、もう女性蔑視をとうに越していて、人間そのものへの同国の姿勢がはっきりと出ていることを指しているし、すでに女性を人間製造の道具としてしか見ていない、人間存続にも及ぶおぞましさ。

 アメリカやロシアだとて、世界覇権を握るためにあらゆることを進めているだろうことを別視するつもりはないが、中国政府の自国民へのあつかいがここまでわかりやすい情報の流出は、何を意味するのだろうか。

 

この漏洩を浅く捉えれば、単に一人っ子政策少子化問題が深刻化した中国の、人口増加対策の必要項目とも取れるが、中国版スノーデンとも言えるハッカーがスッパ抜いたこのDBが、単なる中国の厚生省に当たる様な組織のDBと見るには、違和感があり過ぎる。

一歩引いて日本目線で見ても、中国政府の思考を理解する上で十分な事実であり、一帯一路政策しかり5G戦略に見える、中国の世界に仕掛ける情報統制戦略そのものがおぞましくさえ映るのはくろまだけではないと思うのだが、どうか。

 

その上で、改めて日本にとって身近な領海侵犯や5Gインフラ問題は、最初に降りかかる選択しなければならない回答であり、単に個人の損得で判断するのは将来に、おおきなしっぺ返しを喰らいかねないほど切実な話と、知っておくべきではないか。