世界目線の日本ブランドとして。
プロダクトデザイン評価ではGOODDESIGNも大事だけれど、
日本が誇る最大級のプロダクトメーカーの大手トヨタが開く、
レクサスブランドによる評価はどうだろうか。
レクサスが見るデザインと未来とは? ミラノ・デザインウィーク2019 | 自動車 | LEON レオン オフィシャルWebサイト
保守的な高級車市場に中途から新規参入し、
奇跡的な短期参入で、高い世界評価を勝ち取った高級ブランド。
そのレクサスの使命は、自動車だけにとどまらず、プロダクトデザイン全般にまで触指を伸ばす懐の広さは、日本人が始めたブランド戦略としては無視できない取り組み。
斜陽化が懸念される自動車産業において、先陣を切る時代の模索は、取り上げられたプロダクトに、色濃く反映される。
そのプロダクトが異業種のものであると、他者への抵抗は大きいかもしれないが、異業種だからこそアプローチできる島(市場)は見つけられるのではないか?
令和の新時代に向け、平成の轍を践まぬように国内で囁かれる懸念の多くは、国内自動車業界の斜陽化の影が色濃いためかもしれないが、その中で担うレクサスブランドの挑戦は、その思いを覆すきっかけとならんことを。