くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

リスクと欲望によって磨かれるビジネス、モデルたち

最近海外を皮切りに、美女オーディションは男性目線から女性目線に切り替わっているという。

モデル業はビジネスモデルで見れば、人によっては自己犠牲のリスクを取ることになり、または自分を商品に自己実現する、人の欲望満たしつつ究極の個人情報を晒すリスクを両立させるもの。

 

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【整形シンデレラ】「その容姿でなぜモデルになろうと思ったの?」オーディションで言われた一言が整形を意識させた (ORICON NEWS)

 

モデルをきっかけにデビューしてもトップに昇れる人はごく一部、むしろ男の欲望に利用される者の方が大多数で、ハイリスクハイリターン型。

一方で女性の美への欲望も同様のリスクがあるにもかかわらず、前者は法規制が強化され後者はむしろ緩和され、その傾向は顕著になっている。

 

この現象は、一見女性地位向上の傾向として使われることが多いが、

一時的な業界間のパワーバランスのゆらぎでしかないかもしれない。

 

また時期を見計らって、男性市場がぶり返すことは普通にあってもおかしくない。

 

少なくとも今のところ女性の地位向上は、

まるで装飾品のようにしか扱われていないようだ。

 

そもそも、男女間で格差をつくってる時点で、ビジネスになっている以上、この格差は立派な商品と意識されているから。