割れないガラスの期待と結末
ガラスにヒビは入ったが、割れ砕けていない。
この結果は、中の人を守ったのであり、防弾能力は保証されたのだ。
日本で報道された真意は失敗の協調であったが、実際には見た目が一見シロウトが作ったコンセプトカーにみえても、受注は殺到したと聞く。
防弾仕様の車 窓ガラスに鉄球投げたら…割れた テスラ株価下落 | NHKニュース
日本人的感覚では、決して実現しないだろうこの商品が示した、テスラの成功の秘訣は、ここでも効果を発揮したという事実を見失ってはならないだろう。
生涯被雇用者で終える人には不要だろうが、そこから脱却を目指す者には、この斬新な製品が示す、荒削りでも的を射ている真の意味を理解するのには、わかりやすいニュースだったのではないだろうか。
ダイソンでも、バーミキュラでも、アイリスでも、体裁にこだわらず機能性にこだわり抜く意思が、多くの注目と称賛を生んでいる背景を、咀嚼することは決して時間の無駄にはならないだろう。
評価につながるこだわりとは、何か?
それは、誰も目をつけなかった優位性を発見し、
その目線を信じ続けてブレない行動力、
加えて起きた失敗を認め、修正する謙虚さ。
なんとシンプルで、明確な真実なんだ。
我々は、常にピュアな子どもでなければならないだろう。