くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

今なら理解しやすい、未来と闘わなければならないワケ

お蔭さまで今回の投稿で777回継続でき、素直に感謝したいものの、その喜びも束の間で、今世界は未来を憂いている。

 

普通「未来」と言えば多くの人は、明るい方向へ創るものとか、希望に心躍らせるものの象徴として使われるのが当たり前だったし、今も変わらないはずだ。

 

にも関わらず、未来と闘わなければならないと表現する違和感は、なかなか理解され難いかもしれない。

 

最近になってウイルス・パンデミックが世界的な異常と混乱を招いている今なら、理解して頂けるのではないだろうか。

 

「未来と闘え」とは、SFやサスペンス・オカルト系映画が好きな人なら、ご存知の方もおいでと思うが、「X-files」劇場版2作目のサブタイトルだ。

 

筆者も上映当時は、キャッチー位にしか思わなかったが、災難がふりかかる度に思い出すようになった。

 

もう、未来は目指したり創るものではなく、目減りする未来をどれだけ”抑える”かに移ってきているように見える。(それでも諦めないが)

 

しかし現実は、容赦なく「想定」された未来タームを消化し出しており、近未来SFではなくリアルに「あってはいけない未来」の足音が大きくなっている。

 

具体的には、アメリカ主導経済が中国(中共)主導経済へと、移行しようとしているのが感じられる。

 

中国政府(中共)の行政は決断の速さと結束力は評価できるが、一方で一党独裁の悪政面も有名な話。

 

外から見ている我々には「そんな見え透いた詐欺にハマるか」と言えるが、多くの中国市民に、その極悪さは見えにくい

 

さらに、悪政は国外へも一帯一路により拡大させているが、30年後程度ならまだ警戒出来る。

しかし、若い人なら手の届く未来までに、少しずつ「事実化」する工作を、中共は実行中と言われる。

 

彼らの計画は数年先などの短期で無い、50年後100年後の長期にゴールを見据えた強かな未来計画だ。

 

日本も被害を被っている通り、歴史を隠蔽・ねつ造するようなおぞましい情報統制で、恥ずかしげもなくする政府。

国民を騙し、あらゆる手を惜しまず、他国までも「都合の良い事実」が本当であるかのように改ざんする。

 

彼らは、根っからの「しつこい仕事人」であり、事実も真実も全く無視し、巧みに自己都合を押し付けてくる。

 

今は騙されなくとも、推しに弱い日本人を、日本人の親中(共)派が、彼らをサポートする周到ぶり。

 

具体的には、影響力が強い学者・専門家、政治家・マスコミを手懐けて、じわじわ時間をかけて、事実を塗り替えていく。

国内の政治家・行政家や経済人が、中共寄りな気持ち悪さを感じたひともいるだろう。

 

このままでは確実に来るであろう、こうした未来にしたくなければ、本気で闘わなければならないことは、今ならご理解いただけるだろう。

 

ただし、厄介なのは他人と戦うのでなく、「弱さ」と言う自分と闘う「神経戦」だということだ。

 

日本は未だ「縦社会」や「ことなかれ主義」の悪しき呪縛の虜であり、日本人の多くが自由社会にありながら、自ら従属したり互いに束縛しあって選択肢を限定しがちだ。

 

良く言えば日本らしさや和の心とも言えるが、悪い面で度を超す場面が散見される。

 

物事を明確に表現・説得できる習慣、主張を行動で表さなければ「認めた」と取られて、ズケズケと土足で踏み込まれてしまうのだ。

 

このおぞましい未来と闘うには、国ではなく家族単位で、日本としてまっとうな教育と、事実の歴史を証拠立ててて伝承していくしかないだろう。

 

子ども達が外部から受ける教育で、歴史が簡単に改ざんされないように親が責任を持ってするべきだ。

未来に引き継がれる歴史を、ネットの更新や焚書でねつ造されないように、愛国心を共有する必要がある。

 

ここで誤解してはならないのは、愛国心を偏っているとか古いとかの浅い理解に陥らず、個々が純粋に生まれ育った土地を愛し感謝できるかだ。

 

これを実行すべきで、だからといって他国を単に批判したり、政府にイチャモンをつけている自分を変えなければ、意味が無いのは、言うまでもない。

 

 ……

 

老後の筆者は、暖かい日だまりの公園でベンチに座って、家族がくつろぎ子どもが楽しそうにはしゃぐシーンを、ただただぼーっと楽しむ未来を見たいと思ってきた。

 

しかし、そのささやかな未来さえ、このままではおそらく味わうどころか、今のチベット人や中国国民同様の未来を、老後に被ることになりそうで残念だ。

 

だから、他人事ではない。

これは自分へ課すべく起こす闘いである。

 

「未来と闘え(原題:Fight the Future)」

 

近い将来も、日本らしい未来が訪れんことを。

 

 

P.S. 後で知った。

このキャッチは、最近のウルトラマン・ネクサスでも使われたようだ。