くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

5Gの普及と都市伝説でささやかれる噂の検証

一部の都市伝説マニアのあいだで、5G通信サービスが普及した地域と、新型ウイルスが大量感染した国が一致しているとか、日本でもdocomoが5Gサービスを開始発表した同時期に、東京で感染者数が激増したなどの情報が飛び交っている。

 

https://www.yume-career.com/blog/lifestyle/net_pc/25111/

 

これは事実かどうか?これは言うまでもなく”ガセ”であるのは言うまでもないが、それよりも筆者は5G 普及による根底から変わる、現実的な社会環境の変化に注目している。

 

上の噂では5Gの周波数帯が極超短波で、電子レンジでも都市伝説が湧いたように、強力な電波による脳や身体への悪影響を及ぼすのが、影の組織の狙いだと言っているが、その結果は出ていないが、それよりもっと現実的な激変する事実の方が、もっと恐ろしい。

 

このブログでも何度も5Gインフラの普及に関して、ビジネスシーンの変化や社会インフラへの影響は書いてきたが、仕事で例えれば、真の人減らしともいえる自動化による物流の無人化、テレワークの普及による通勤不要の社会人事評価の数値化で、社外からの評価がより厳しくなる。

 

オフの個人生活も様変わりし、圧倒的に体を動かす機会損失と、その代用のサービスやVRでのなんちゃってスポーツ、家で淡々とスポーツもどきを繰り返す単調な生活サイクルは、より人の意識を全体が見えない孤立化へ向かわせる。

 

5Gの普及は、多くのメディアでメリットがより強調され、今の人間が対応しきれない数々の問題の解決策をみる時間さえ与えられず、全て自己責任によって押し通され普及されるだろう。

 

ここに”待った”はあり得ない、日本の反対派は非力なのは既に折り込み済であり、政府は実質国策である以上失敗につながる障壁は、例に漏れず見て見ぬ振りして推し通すだろう。

 

今まで国家間で発生していた為替による差益がなくなる、新金融システムへの恩恵は計り知れないし、然るべきタイミングで具体的なシステムは示され、その結果標準化されるシステムに順応する企業のみに利益は集中する。

 

医療も遠隔操作やVRによる診療が普通になれば一見便利になりそうだが、その分医療費の軽減された予算は、それら関連企業に振り分けられ、料金体系も政府や企業に優位に調整されていく。

 

5Gインフラ普及が成功することで、最も企業運営で重荷の人件費を一気に縮小でき、仕事にあぶれた人々は一気に自営の選択に迫られ、それからあぶれたものは……もうお分かりだろう?

 

この激変がごく短期間で実行され、人が対応する間を待ったなしのスピードに、この変化に適応できる人は極めて限定的であり、それにあらがうことは極めて困難となる。

 

その後もシステムメンテナンスはAIが保全していくし、通信インフラを攻撃するする者は、有無を言わさず、石油のパイプラインを襲撃したゲリラと同様に速攻で処分できる法案などは容易に追加できるし、それに反論するものはいない。

 

こうしたITシステム製造に必要な設備や生産工場は、、いったんモデルを作れば低コストで構築できるので、ここからも人は締め出されていく。

 

2030年から遅くとも2050年には構築されていくのは容易に想像がつくので、それ以降に普通の生活が出来る人間は、ウイルスなど使わなくとも自然淘汰で人口抑制は勝手に進む。

 

そういう世界に変わるために、5Gインフラは計画的にブランド価値を高められ、民意からも支持されながら平和裏に普及し、人は気づかないまま淘汰されていくという筋書きは、陰謀論を無視しても簡単に書けてしまうし、極めて現実味がある。

 

今出ている陰謀論の多くは、過去出し尽くされたそれの焼き直しに過ぎず、ほぼ評価に値しないのは言うに非ずなのはご理解いただけるだろう。

 

この検証は、UFOから始まったリアル陰謀論世代の一人であるである筆者、このブームの無意味さや自身の自戒を証明する試みである。

 

陰謀論は雛形であり印象操作の比喩ではあるが、それの流布によって人の真っ当な判断力を麻痺させた功罪は計り知れないと思っている。

その間に現実は、誰の抵抗もないまま中央管理の仕組みづくりは正当化されていくのである。

 

その進行の強かさは、奇しくもウイルスが自己保存のために、宿主を生かさず殺さずすることで、存在を永らえるかのようだが、ウイルスの上前をはねる人間の極悪さはそれ上回っているのを知ると、おぞましさしい限りである。