車業界EVオシの中、あのVWが「ディーゼルは死なず」って。
前ブログで、ことさら少子化による自動車販売低下やEVシフト化を煽っておいて何ですが、事実なので書かねばなりません……今年のクルマ事情はそれを完全否定しているかのような動きについて記事ります。
まず、トランプ政権が対外輸入関税で規制をかける中で、日本の4月輸出成績は好調で7.8%増加だそうで、しかもその押し上げに貢献したのが自動車輸出で15.3%も出たそうですよ。
更に驚愕したのは、EVカーシフトのトレンドのきっかけになった、ディーゼル排ガス詐称問題を起こした独フォルクスワーゲン社の動向で、EVシフトを積極的にアピールする欧州自動車メーカー他社の動きの一方で、VW社が日本国内でも販売発表した新型パサートのエンジンがディーゼルで、同社のコメントが口あんぐりなものだった。
次世代エンジン大本命は本当にEVなのか? VWが日本に投入した新型ディーゼルの実力 - IT・テクノロジー - ニュース|週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト]
結局ありきよりも売れてなんぼであって、まだまだ市販され出したばかりの絵に書いた餅よりも、欧州ではロングセラーな超定番を簡単には捨てないということで、当たり前と言えば当たり前。
日本でもマツダが最初からこの路線を誇示していたが、口の根乾かんうちにこのブームのキッカケ事件を作ったVW者が出し抜こうって……。
パサートは同社にとって売れ線とは言え、これが売れ線になったらトヨタやホンダ、欧州他社は目も当てられない!
そんなドイツの強かさ、好きですか? キライですか?
今年は昨年に比べて気味悪い位に景気が好転してるので、いい空気はいいうちに存分に吸っておいた方がいい。
バブルの時期に素直になれなくてイマイチ謳歌できなかったくろまだったので、ここは素直に好景気の空気を、それなりに楽しむことにしましょうか。