くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

一国首相の突然の辞任が教えてくれるもの

多くの国民がこの発表に驚いたはずだが、本人も相当悩んだに違いないことは、一部のアンチ以外多くの国民が理解できているだろう。 日本にとって、総理大臣の辞任判断は大きな影響力を持つものだが、それよりもパートナーシップを組む国にとっては更に厄介な…

平成時代は日本にとってどんな時代だったのか?

日本にとって、ローカリズムともいえる日本独自文化を、徹底的に破壊された第二次世界大戦後、経済復興の勢いから輸出大国への仕上がり、戦勝国アメリカの警戒心を煽ってしまったと言える。 そしてプラザ合意による輸出黒字に欠かせない為替レートの反強制転…

日本が戦後「スパイ天国」と言われる根っこを知る

表題の原因や要因は様々な切り口で語ることは出来るだろうが、いくらスパイ天国とか言われても、一般の人には実感がわかない世界で在る以上、自ら積極的に関わっていない限りは無視しても良いのかもしれない。 しかし、これが噂の反意なのか事実なのかに少し…

定額報酬を保証する制度について

筆者は、長い間自分より上の世代から引き継ぐようにサラリーマンと言う雇用制度を当たり前のように引き継ぎ、社会の一部として貢献・機能してきた一人である。 サラリーマンは、日本に限らず世界のどこにでもある雇用形態であり、それ自体を今更どうこう言う…

日本の国内メディア情報だけではビジネスチャンスは無い

日本の国内メディア、特にTVなどのオールドメディアや印刷メディアの多くが、ありきたりの情報しか流さなくなったことに、多くの人が気づきだしている。 ただ、視聴者側もそれに気づきながらも、メディア叩きや批判はするものの、それに代わる情報源をそれぞ…

宗教の影響力への尺度を計り、分析力を鍛えること

先日のテレ東ニュースで、米大統領選の期限が迫っていることから、候補者の内情を特集していたが、劣勢のトランプ大統領が追い上げをするキーパーソンの話題が出た。 災害救援を通し布教活動する「大統領の牧師」と言われるノースカロライナ州を拠点とする、…

台湾に流れる香港人材に見る、アジア情勢の変化

香港での中国共産党からの圧力が強まるにつれて、香港人の国外転出は富裕層中心に増加する傾向が強まっているが、その受け入れ先アメリカを始め、政府レベルで積極的に行っている台湾が注目されている。 主に国外転出するのは、経済関連者や政治的に中共政府…

人類が微生物へ挑んだ挑戦状、その報酬と行方

従来から、ペスト・コレラ、インフルエンザやSaaS・MaaS……などが、人の視覚では見えない、極めて小さな人類の脅威は、歴史に残されていない時代から人類の進化に少なからず影響を及ぼしてきた。 智慧や技術力をつけてきた人類は、彼らの正体を暴きだし、彼ら…

これからを生きる者たちへのチェックメイト

日本経済成長の視点から見て、2020~2025年は過去の経済成長期に次ぐ大転換点になると、筆者はみている。 根拠は、既に30年前から政府のデフレ・緊縮財政が進められ、消費増税によって完全に経済成長が止められてしまったこと、これによって限られ…

香港自由の女神の逮捕。彼女の柔和な表情から見えにくい自由の真の姿

日本時間10日夜、とうとう香港の民主活動家の象徴であった周庭・アグネス・チョウさんが香港当局に逮捕連行された。(この投稿時点で釈放が報じられたが、本人の警察署前での中国語のみのため、詳細は不明) これはご存知の通り、米中経済戦争から始まった闘…

自動車市場の未来を、真面目に語る

カルロスゴーンの逮捕依頼、業績低迷もあって日産自動車の業績はイッキに悪化して久しい中で、企業改善を地道に進め、悪いイメージ払拭を進めているが、その大きな転換とも言える新車をいよいよデビューさせる。 アリアと命名されたこのクルマが目指すものは…

科学系の情報がカネと関連をもつ世界

石油の悪臭以上にカネの匂いが強くなる……匂いの種類が異なっても、ファクトとフェイクの信頼性が担保されなくなってくると、そういう比喩的な比較も通ってしまう世の中が成立してしまう。 茨城県沖に大油田級のガス油田が見つかったニュースを知ったが、この…

米中経済戦争が、決着しない最大の課題は消費者にある説

俯瞰してみれば、米中戦争は従来の武器による戦争と根本的な相違があるが、その相違点が最も簡単に勝ち負けを決められない大問題と矛盾を生んでいる。 この戦争は、有形の国土でなく無形の経済圏という陣取りと、それぞれのベースにあるルールや約束事の標準…

政治家の思考回路が納税者に伝搬する、感染現象。

感染経路が特定できないと、口をそろえて言い切れる政府・東京の判断力をそろそろ疑い始めても良い気がするが、なぜこんなことが起こるのか。 こうした原因解明のための経路追跡は、科学的根拠に基づいて総当たりで一つ一つトライアンドエラーを繰り返して、…

検査するより触らない工夫を徹底すべし

最近東京大阪のTOP2の感染数を誇らしげなのに、顔だけしおらしそうに報道する政府広報やTV報道は、何もやっていなやつに限ってやってます感を出すときの手口に似てると思うのは筆者だけだろうか。 著名な経済専門家が、しきりに有効な経済対策を具体的に指摘…