細田監督の未来のミライで目指すもの……
宮崎駿監督の後継と噂される、旬のアニメ監督の新作に、
微妙な評価との記事見つけた。
細田守最新作「未来のミライ」 レビューがビミョ~なワケ|日刊ゲンダイDIGITAL
前作との比較では結構、リアルよりな内容が賛否両論なのかもしれない。
そもそも、宮崎駿氏と同じ系統というフィルター越しに見ては、新作の印象は変わってしまうだろうし、リアルな分は見る人の経験値によって、味わい方も変わるようなので、突き抜けたファンタジー性を期待した人には、荷が重かったかもしれない。
細田監督は、アニメ界の山田洋次監督とか、倉本聰氏を目指しているのかもしれない、とナナメ読みのしてみると結構しっくりいくかもしれない。
ただいずれにしても、映画ファンのひとりとしては、
他監督と比較せず純粋に映画クリエイターのし掛けを楽しめることに集中できる作品こそ、娯楽映画の真髄だと思うし、
細田監督の才能は多くの方が認めている以上、
氏の作品に込められた、家族への思いと、家族とは何なのか?
昨今、世界コンペで日本の家族像を描いた映像作品は、注目度も評価も
高く、受賞も目立つ。
喜ばしいことだ。
彼なりのクリエイションの世界が、多くの方のプラスになることを信じています。
アニメは日本で生まれ、世界でも欠かせない表現方法のひとつとして確立されました。
日本以外の国のアニメ作品や、監督でも素晴らしいものがどんどん増えている。
先頭を引く日本の作品は、今後も最先端にいてほしい。
可能な限り制限を加えず、多様な表現をこれからも追求してほしいです。