文化の違いと一蹴していいのかな。
個人的に好きなタレントだった西内まりやさんの足跡をおいつつ、私達の個人的な日本での将来性について少し考えていこう。
皆さんご承知の通り、彼女の芸能経歴はいわゆる「干された」かたちでその後の音沙汰は聞かない。
日本人芸能ファンの心情からも決して褒められるものではなかったにせよ、浮き沈みの激しいといわれるこの業界にあって、今のところ彼女は「失敗」したのであり、くろまのようないまさらなもの好きはいないかもしれない。
ただ、純粋に彼女の歌った曲は十分に「良い歌」だったと思うし、芸能人としても容姿端麗で芸能界で十分成功する余地はあったキャラクターだったと思う。
消えたゴリ押し美女タレントは今(2)“第2の安室”西内まりやの芸能界復帰は絶望的 | アサ芸プラス
しかしながら「失敗」したのは、彼女の努力だけではどうにもならない日本の芸能界独特の「しきたり」が原因したのも事実、もちろん彼女に限らずその悪しきハンディキャップは、その道を目指す全てのタレントに降りかかるのは同じであるものの、このしきたりは日本で生計を立てようとする、
「自分らしい生き方」
を目指そうとする若者の可能性を、確実に食い物にしている。
その手の障害を言い出したら、
「夢見てんじゃ、ねーよ!」
「そんなに嫌なら、日本を出ればぁ?」
だからこそ、今まさにさまざまな分野で才能(タレント)の海外流出が、
始まっている。