土壇場での、バイヤーな金融筋の動き
クリスマス明け、金融市場はダウ・欧州・日経株躊躇なしに、
大幅下落した(DAX除く)
VIX(恐怖指数)も最近安全圏を割らなくなっている。
世界景気の基準とされる米株は、このまま下落が止まらないのか。
金融庁・財務省・日銀、きょう午後6時から3者会合を開催 (ロイター)
クリスマス休暇だからといって、気を抜いていられない今、
ついに国内金融筋が動いた模様。
専門家は、年末に近づくにあたり「毎年の事」のようなコメントを繰り返す、
一方で、株・FX・先物個人トレーダーの分析情報(ガセ含む)では、
来年に向け大暴落を煽る情報も絶えない。
ここでどうなるかは書かないにしても、
最良・最悪の両方を想定するのは常套手段。
ただ、最悪のシナリオを想定した場合、
今後、数年前から注目され、今年ようやく一般的になりつつある、
投資というポートフォリオの選択肢が、無くなる事にもなりかねない。
市場は来年復活しても、安心はできない。
それは、ヘッジファンド筋は来年以降、
文字通りリスクヘッジ強化をさらに徹底し、
大半のシェアを占める彼らで、利益を独占するからだ。
おこぼれに預かっていた、億トレと羨まれる個人トレーダーでさえ、
場外に弾き飛ばされかねないほど徹底されると考えられる。
あまつさえ、始めたばかりの個人投資家は「アウト・オブ・眼中」
「始めるなら、今しかありません!!!」
とばかりに、それをチャンスと捉え、詐欺が横行するのは目に見えている。
投資で夢を見る。
その夢の実現はもうすでに、実現が危ぶまれ、
宝くじジャンボの下等当選以上に、
夢となり、それ以上に儚くなるのだろうか?