くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

この夏の新車、人気・注目度ランキング公開

某有名自動車情報誌によると、数カ月以内に発売は決定している国内新車の注目度を調査した結果が発表されていました。

 

対象になったのは上位5車で、各社1台づつ(日産やマツダは該当車種がないためか枠外)取り上げられていて、くろま的にもまぁ順当といった印象。

 

bestcarweb.jp

新型クラウン、ジムニー、フォレスター…あの発売直前車の注目度は1位は!? | 自動車情報誌「ベストカー」

 

1位圧巻のクラウンは、結構前からスクープされていて、現行の迫力ある外観は引き継いで、一部では「イカツイ」と言われた外観は洗練され、このカテゴリー車にしてはより「シャープでカッコよい」デザイン。

さらに売れるんだろうな、と素直に思える正常進化。

 

2位、3位は差が開き、その2位はナント軽自動車。

みなさんの中でも注目していた人も多いと思いますがジムニーで、20年以上ぶりのフルモデルチェンジで原点回帰を果たし、よりシンプルに堅実に正常進化。

ここまでプレーンな外観だと、4輪駆動ファンでなくともカジュアルに利用できるSUV的なポジションも狙えそう。

 

3位はフォレスタースバリストなるコアファンを持つスバルの注目本格派SUVとして注目されて3位と順当な注目度だったが、メーカーの不祥事や変化の他社に比べ乏しい外観が災いしたか、注目度があからさまに下がっている。

このメーカーのCMは一目おいているけど、元来真面目な社風だけに、デザインまで手堅すぎるとやはり注目度は下がってしまうのでしょう。

 

4位はこのブログでも注目するN-VANで、新規で注目度も相当高かったけれど、仕様が明るみに出た途端、注目していた人のニーズによって、完全に二分化した。

急落したのは、おそらく職人などのプロ仕様を期待した層の分だろうねぇ、使い勝手は相当工夫されてるのはわかっても、絶対的積載量の減少は分かっていても致命的だったから。

でもそれ以外は総じて高評価で、何より価格帯も想定より手頃で商用車にありがちなチープ感が無かったことで、長く売れそうな車という印象。

 

5位のカローラ……40代以上の世代にはイメージギャップが多すぎる変化に、どうだかな〜というのが正直な印象で、安っぽさの無い目に付きやすい思い切ったデザインは、スバルと違って注目度は上がるだろうが、それ以外はやはり「カローラ」何だなぁ良くも悪くも。

 

ってことで注目度の高い新車を見てきましたが、他社でもマツダがその後も新車出してくるし、日産にも期待したいけど、ずーっと日本車の進化を見てくると、グローバルで見てすっかりデザイン的にも技術的にも海外メーカーにパクられしつくされた感が否めない。

 

市場が飽和していて、新興国市場が追随するしか余地の無い世界だし、そんでも自動車産業は日本の虎の子産業だけに、各メーカーは今後争うのでなく、良いところをより協業して世界に立ち向かってほしいなー、と期待したい。