進化・普及する、電気自動車。買うべき?見送る?
電気自動車の久々に明るいニュース。
このジャンルで大手の米テスラモータースの悪いニュースが続いて、ぱっとしなかったが、ここに来て言い出しっぺのEUがようやくひとつの具体的な道筋を示したようで。
Audi e-tronがついにベールを脱いだ!アウディ初の電気自動車SUVが世界初公開|自動車ニュース【オートックワン】
e-tron自体は超高級車で一般向けには辛いのも事実で、このお披露目によって競合他社が勢いづいてくれれば、もっけの幸いと言う事なんでしょうか。
国内ではNISSANが好調のようですが、それに危機感を与えるライバル不在で、イマイチ話題に乏しい状態が続いていただけに、今回の言い出しっぺの攻勢に日本メーカーはどう反応していくのか、大いに期待したいところ。
本音としてはトヨタがもっと具体的に商品化してると、面白くなるんでしょうが、傘下の関連企業との絡みもあるので、相変わらず慎重さを崩さない。
いずれにしても、電気自動車にはハードウェア技術より、ソフトウェアの開発力がキモになるため、IT企業と自動車メーカーの動向次第でどうにでも動くだけに、くるマニアならずとも目が離せない。
その面では、NISSANが先日googleとの提携を発表したばかりで、加えて大坂ナオミ選手を起用した広告効果も大きかったので、今のところ国内ではNISSANが一歩も二歩も先行しているとも言えるので、期待できます。
これからクルマは自動車メーカーよりも、電気・通信メーカーが有利・台頭する時代になりと言いますが、例えばテスラモータースvsダイソンみたいな図式も出てくるわけで、既に電気自動車で市場を確立する前者と今東南アジアに拠点を置き、いよいよ電気自動車開発製造に動いた後者が、これからのその図式の実現を先導していくのだろう。
一時期アップル・カーやグーグルなどのIT大手の占有が注目されましたが、このあたりは交通インフラの標準化が未だ検討段階のために、少しトーンダウンした形ですが、ここ数年で大きくクルマ市場は変化しましたし、これから数年後にはまた大きな変化が中国を皮切りに変わっていくでしょう。
くろまのようなカーマニアにとっても、この変化から目が離せませんが、これからは特に中国の車やインフラ整備が注目株で、中国で開催されているモーターショーから目が離せませんが、電気自動車はすでに国内でもオーナーが増えている中で、まだまだ大きな変化が予想され、乗り換えに踏み切れない人も多いです。
くろまは少なくとも国内交通インフラの、大まかなガイドラインが出るままでは見送ると思いますが、やはりレシプロエンジン+ガソリン車を謳歌する世代にとって、必要悪と言われようが今しばらくガソリン車を継投するでしょうね。
皆さんはどうお考えでしょうか?