日産:徹頭徹尾判断に疑問符なハナシ
日産車オーナーや日産で働く諸氏には申し訳ないが、早いうちに叩かせていただこう。
昨日、日産の今月期成績下方修正が2回目となった、また記者発表を飛ばしたらしいが、ルノー社の日産統括はルノー側に優位に進んでいると言う。
あの、断末魔が聞こえそうだった倒産の危機の救世主を、磔刑に処しながらでも踏み切った荒療治にもかかわらず、この結果では株主の身中察するに余る。
何より、自社で働く優秀な社員達も浮かばれないだろう。
ゴーン氏の日産の資産不正流用容疑の解決も待たずかつ、政府の一部まで巻き込んで日産側の経営陣の責任追及をも棚上げたにもかかわらず、令和への過渡期においてこの結果では、日産ブランドに新たな禍根を残すことになる。
国内自動車ユーザーの同業メーカーへの影響も多大だろうし、加えてゴーン氏長期勾留の国際的な悪印象も絡み、政府側もそろそろ引き際を考える段階に入るだろう。
四面楚歌になる前に、経営陣の正当な審判を早期に問わないと、名実ともにルノーブランドで日産車を売ることになる。
それで良ければ、これ以上言うことは無い。