時の人のたちの存在意義
女性環境・人権活動で知られる、マララ氏
国家的諜報陰謀をリークする、アサンジ氏
前者は評価され、後者は冷遇される。
一概に、両者を比較出来ないものの、我々にかけがえの無い気づきを与えてくれた点を考えれば、そも存在意義と価値の大きさに差は無いはず。
アサンジ容疑者の身柄、イギリスはアメリカに引き渡す? - BBCニュース
どこから、その差は生まれるのか?
我々は、それぞれの生活習慣に合わせて「区別・差別」しているだけに過ぎないことがわかる。
それどころか「どーでもいいこと、他人事」と分別以前に、切り捨てている。
その無意識の中で、彼らの存在意義はおかざりでしかない。
さらに驚いたのは、一部の陰謀者だろうが、マララ氏でさえ「所詮はセレブの上から目線な行動に過ぎない」とこき下ろす向きもあり、日本は本当に平和な国だと思う。
詳細はSHOSETUあるにしても、彼らの存在意義は自分の有意義な活用と行動に生かすかどうかは、結構平和ボケした我々にとって重要であり不可欠。
ここで大事なのは、最も影響力の高い目の前の問題と、彼らの知恵をどう反映させられるかのスキルをもてていること。
深く感銘したことを、その時点で結了させているなら、感銘の意味が無い。
無意識な感情や行動が、自分をどう動かしているか、意識するのは意外と難しい。
彼らからまず学ぶべきは、それぞれの感動するメッセージではなく、
彼らの実践する意識化スキルの高さと、バイアスをものともしない行動力。
最近の日本は無論、おそらく海外先進国でも同様に「情報氾濫」と「情報の質の偏差」は著しい時代になった中での、判断力はすでに個人のスキルに頼らざるを得なくなっていて、その傾向は後進国にも及ぶとされる時代。
現れる情報化時代にニュータイプの出現はあるのだろうか?
それについて、私たちは何を学びとり、何について大いに行動に繋げなくてはならないのかを、日本の平和主義と一緒に考えていかなければならないのだろう。
世界目線の日本ブランドとして。
プロダクトデザイン評価ではGOODDESIGNも大事だけれど、
日本が誇る最大級のプロダクトメーカーの大手トヨタが開く、
レクサスブランドによる評価はどうだろうか。
レクサスが見るデザインと未来とは? ミラノ・デザインウィーク2019 | 自動車 | LEON レオン オフィシャルWebサイト
保守的な高級車市場に中途から新規参入し、
奇跡的な短期参入で、高い世界評価を勝ち取った高級ブランド。
そのレクサスの使命は、自動車だけにとどまらず、プロダクトデザイン全般にまで触指を伸ばす懐の広さは、日本人が始めたブランド戦略としては無視できない取り組み。
斜陽化が懸念される自動車産業において、先陣を切る時代の模索は、取り上げられたプロダクトに、色濃く反映される。
そのプロダクトが異業種のものであると、他者への抵抗は大きいかもしれないが、異業種だからこそアプローチできる島(市場)は見つけられるのではないか?
令和の新時代に向け、平成の轍を践まぬように国内で囁かれる懸念の多くは、国内自動車業界の斜陽化の影が色濃いためかもしれないが、その中で担うレクサスブランドの挑戦は、その思いを覆すきっかけとならんことを。
日本の医療に見る、陰謀情報の取り扱い処方箋
たとえばこの記事をどう捉えるか。
組織の目的によって、効果は様々なので一概に言えないけども、そもそも医療業界そのものが不正まみれであったりするので、どのような見方をするのかは難しい。
ふつうにみれば、ハッキング対策をできるかできないかで始終するだろうが、実際この問題はそれだけにとどまらない。
マルウェアを使ってCTスキャンやMRIの画像に「偽のガン腫瘍」を追加したり腫瘍を削除したりすることができる - GIGAZINE
医療に従事する人材の圧倒的な不足からくるもの、病院の方針や予算に関わる不足の問題や、安全性の担保という基本的なものまでさまざまな問題が絡み、しかもそれが秘匿性の高い医療業界の情報の不透明化と相まって、より複雑にその秘匿性が良からぬ憶測を生み、正しい医療を受けられなくなっている。
特にひどいのは三大疾病に関するビジネス化で、2人に1人がガンのリスクに……といった乱暴な表現が当たり前にCMに使われるさまは、どうにかしてほしいものだ。
ガン要因を決定する要素を可能な限り広げれば、そのくらいにはなるかもしれないが、逆を言えば要因を「可能性」とすり替えて、余計な医療費を負担させることはできてしまうから、医者と患者の関係をさまざまな形で作れれば、結構な確率で弱みを利用して医療企業のお得意様は増やせる。
日本の医療は海外のそれと比較してもとても進んでいると言っていいが、噂される違法医療など、その独自の進化が不信感を呼ぶのも事実。
これには、日本の医療を不複雑にする医療法人という特殊な制度が最も貢献していると言っていい。
正当に医療は受ける権利があるものであって、お願いして施していただくものではないはずで、その意識のギャップがどのようにして根付いたかを、よく考え直す必要がある。
その意味では、国民健康保険制度が「施し」でなく「権利」である意識は欠かせない。
中国政府による諜報するしないのジャッジ
アメリカ政府が、世界覇権を奪われかねない驚異に、先手を打ったとされるファーウエイ社の通信基幹製品へのバッシングにおいて、その真偽を量る材料が記事になった。
ファーウェイの「中の人」情報窃取疑念への回答 | 通信 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
さて、その判断に至るまでにはまだまだ過渡期と言えるが、この取材でどれほどの通信ユーザーが考えを変えるのか?
筆者のスタンスは、技術的な要因よりも、諜報を行う組織の姿勢こそが重要と見ていて、このイギリスへのソースコード公開は、その懸念解決にはあまり役立っていない。
これは参考程度だが、国内では最新ランキングでは、国産が上位を取っていて、ファーウエイ上位独占が減っている。
この事実は、日本のユーザーの多くが中国を信用できていない証と言える。
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中国に生まれ住まう人々が良い悪いという問題でなく、中国政府の自国の治安を守る行為にしてもそれなりに正当化していい。
中国政府は「平時」において諜報を行わない、だから信用してほしいと言う。
いつでも諜報しないのは当たり前のことだし、バックドアを仕込んだチップも入っていないかもしれない。
その当たり前なところが問題でなく、政府が有事と独自解釈した途端にその当たり前がいとも簡単に破られて良いと正当化する、身勝手なロジックの存在を問題視しているだけだ。
自国民だけでなく関わる国の人々の私的情報までも、国取りゲームを理由に同行していいという、利己的な政府の「緊急時の越権ルール」の発動が正当化できる理由は、私たちには許容できるものではなく、中国経済活動を阻害する以前の問題だ。
人の土地に隣人の顔して入り込み、人を送り込んで自分だけの経済活動をする。
加えて、人の土地で自分のルールを正当化して借金漬けする。
すでにこの手法は世界に蔓延している。
彼らはそれを模倣し二匹目の土壌にあやかろうとするだけでなく、その罪は他人に押し付け、自分だけはその行為を正当化する。
罪そのものは基より、その模倣も赦されてはならない以上、
中国政府のそのロジックは「悪」でしかない。
どれだけ技術が優れていようと、独自ルールが適用されるかぎり信用に値しないのではないの?
という、喉に引っかかった小骨を取り除いてもらえるような明確な回答は、
未だされていない。
人が居る限り、消せないもの
世の中が「人の世」で在る限り、
完璧なロジックだけが世界を動かすことはあり得ないということか。
「ロジック完璧」でも企画が通らない人の盲点 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
ロジックだけで統治しようとする国家・組織は、その効果を示せた試しはない。
ロジックが完璧でも、人がその通りに動くことはできないからだ。
その代替にAIが統治する夢を見る者がいても、それを作るのが人間で在る限り理論の正しさを証明する機会は、永久に来ることはないのだから。
いくら、最新の技術や理論が構築されようと、つまる所はそれを使う人間そのものが改善されない限り、永久にそれらは理想でしかなく、現実にならない。
それこそが、今のところ不変のロジックといえるかもしれない。
人が修正を繰り返す努力を怠った時点で、理想として組み立てたロジックの本来のパフォーマンスを維持することは限りなく困難となる。
ロジックの完成がゴールでないことを証明しており、始まりでしか無い現実を忘れかけていると、盲点はいたるところに現れるということなんだろう。
主だった日本IT企業がグローバルシェアから脱落する背景
すでにその答えは承知しているはずで「慢心」以外には無い。
問題は、その慢心を省みず、手を打つのが遅らした「怠惰」に尽きる。
「5G戦争」で日本の通信機器業界が世界から取り残される理由 (ダイヤモンド・オンライン)
そのツケは、すでに個人単位にまで及び、日本人ひとりひとりが独自に対策を取らないといけない段階にまでさしかかっている。
政府や企業に責任転嫁すればするほど墓穴は広がっていく、ということ。
働き方を見直すのもいい、敢えて働かない選択肢もある。
なんらか、従来社会へのアンチテーゼ手段を模索するリスクは避けられない。
今の境遇に居座ろうとするかぎり、
ますます政府・企業はその重荷に悲鳴をあげ、
さらに重荷を課すのは目に見えている。
それでも、すがろうとするなら……
その姿は、芥川龍之介「蜘蛛の糸」に在る餓鬼の姿そのものに見える。
生きることとは、人にすがるのではなく自分と闘うこと。
世界情勢は、国内の平穏な空気とは明らかに乖離する。
それを見誤った企業と、その乖離を利用し甘い汁を吸い続ける政府のツケは、
これからも、いいように国民に転嫁されていく。
こうした背景に対し、国民ひとりひとりが、どう闘うか?
「令和時代」が意味するもの、
それは結束が分断されるなかで、個人各々が問われる時代なんだろう。
平成で市民権を得た都市伝説、真贋を求めても見えない陰謀の姿
今週のお題「平成を振り返る」
その前の元号「昭和時代」では、その節目に立ち会ったことはないが「平成時代」との節目に、今回の令和への節目と同じことが起こるだろうという、実感はある。
その点で、大正→昭和の時も多分同じだったとは推測できる。
昭和→平成のときは、バブル崩壊からの余韻冷めやらぬ空気からの脱却を誰もが夢見た時期で、今思い返せばデフレの嵐が吹き荒れ、思うように景気は好転しなかった時代だったろう。
ここで、日本限定の元号にどれほどの経済的影響力があるんだ? と切り捨てる諸氏も少なくないかもしれないが、今回始まる前から「元号ビジネス」にあやかろうとする者が溢れたことを見ると、平成にはそれなりの効果があった反動だろうから、バカには出来ない。
令和の新時代を迎えるにあたり、元号の意味についても盛んに論議されさまざまな関心や評価がされるのは、まだまだ日本人にとって元号の持つコストフォーマンスは高められるのかもしれない。
その一方で、令和ネガキャンビジネスも台頭していて、誰でもわかる景気後退の現実を理由にした言いたい放題の言動は、彼らの心の裏返しでもある。
人は、元来感情の発電機を有しているが、ここに有する発電力が増発すると、とても都合の悪い者がいることは色々囁かれているが、多くの場合その存在が問題ではなくて、個人が発電機と同時に持つブレーカーを自らかけてしまう背徳心が問題であることが多い。
その罪への無意識を巧みに察しられ利用された結果、景気後退を現象化する憂き目にあうのであって、その弱さゆえに作り上げた偶像崇拝の姿が、さまざまな形として現れ、たまたま現実的に存在する組織・人物・物体、現象を含めたものに擦り合わせてしまうことも、往々にしてある。
それらを私を含めほとんどが内的にクリアできていない状態で敵や味方の判断は困難だろうし、無事クリアしたとしてそれでも感じる陰謀があるのなら、それが本来の陰謀の影なのだろうし、そこに光を当てていかなければならない。
光……あてる? キリスト教徒でもないが、ちょっと宗教っぽく比喩してみよう。
ヒカリ アレ。
はじめにそう命じた神は、何を成そうとしたのか?
その事実の真偽の追求は二の次であり、すべきはその真意の探求・実践ではないか?
私たちは各々が真顔になって「内なる真実」を、追い求めなければならないのではないだろうか。
その実践成果として、より内なる発電機の性能を引き出せるのかもしれないからだ。
考えるだに恐ろしい"令和経済"のジリ貧 | プレジデントオンライン