くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

原子力核と仮想通貨の闇

陰謀論といえば、ちょっとした噂レベルのものから都市伝説などの軽いものから、下手をすればシャレにならない現実的なものまでいろいろな説が飛び交っていて、ちょっとした話題作りのネタとして使える程度のものが、もっとも罪のない陰謀になると思うけれど、今回はちょっとシャレにならない部類に入る話。

あくまで持論なので深刻になって欲しくはないけど、陰謀な話はけっこう非現実的ものより、身近な話題の中に潜んで居たりする。

最近のトランプ政権になってアメリカは、北朝鮮核兵器開発保有問題で同国と激しいチキンレースを繰り返したおかげで、新しい所では仮想通貨だったり為替や株価などの乱高下を繰り返し、デフレをようやく抜けた日本で投資がギャンブル化したかのような資産運用ブームになっている。

 

ここで登場するのは、核兵器原子力発電の原料となるウランやプルトニウムの話と、資産運用に利用される株・為替・仮想通貨。

前者は東北震災の影響で国内での核によるエネルギー生産の道が途絶えるまでに忌み嫌われるようになったし、後者では某取引所での仮想通貨盗難や北朝鮮核兵器で世界経済が混乱し、資産運用リスクで不安を煽るような話題がことさら報道された。

 

ここで言いたいのは、陰謀論的にみてこれらが本当に偶然に起きたのかどうかということで、その中心にいたトランプ米大統領の予測不可能な政策、また彼は北朝鮮金正恩主席と合わせて、かつてなかったほど「ありえないキャラ」で、私たちはこれでもかと言うほど彼らの一言一句に翻弄された半年間だったように思うが、じつはこれが出来レースとちょっと発想を変えてみると、腑に落ちることも多いのでは。

国策や政策は結果が全てであり、これら無茶ぶりも何だかんだ言って北朝鮮の行為は国際的に容認され、アメリカの株価は結構高値にありついていたりすることからも、あれだけ気を揉ませてソフトランディングされても困惑するばかり。

結果誰が得したかと言うと、投資家が多く在籍するアメリカであり、欧州や日本は振り回されていたし、ロシアはいい所なし。

社会主義国でいえば中国は一帯一路政策や習近平主席の一党独裁体制が確定したことで、より資本主義経済圏を圧迫しているものの、米との輸入関税合戦で中国側が下手にでるなど、そろそろアメリカ優勢出来レースのゴールが見え出している。

 

アメリカ合衆国という国は、他国と同様の国としての機能を持っている一方で、組織や設備の多くが個人所有でもある唯一の「国に見せかけた共同組合」組織であることは意外と知られてません。

ここでは資本主義のお金に関する話は省きますが、核の安全利用に絞って一例を交えて書いていきますが、本来核の安全利用は戦前・戦後より日本にとっては世界戦略として大きなチャンスだったにもかかわらず、今は自ら完全否定せざるをえない立場に置かれています。

 

一方で、世界が核兵器廃絶を強要される中、エネルギー利用でなく兵器利用でアメリカだけ正当化される空気になっていたり、銃規制についてもトランプ氏は強気のままであり時代に逆行しているのに、だれも口を出せない現実がありますが、なぜアメリカは兵器利用に固執するのか、という疑問。

 

それは、

「武器によって作り出される、恐怖や不安はお金になることを知っているから」

です。

 

じつは、アメリカにとって核原料にあたるウランやプルトニウムによって、莫大な利潤をあげている事実はあまり知られていない、つまりアメリカの誰かが核原料の総元締めであるため、核兵器開発は完全にアメリカの制御下になければならない事情があったりする。

 

その立場上で日本の事情で例えれば、アメリカは日本と原子力制御技術の密約を組んだと穿った見方をしたくなる位、日本にプレッシャーをかけてくる。

こうした新エネルギー開発やメタンハイドレートの海底掘削の可能性も、なんだかんだ言って米の傀儡国としては、恫喝されれは逆らえない、と。

www.huffingtonpost.jp

 

日本は最大で唯一の核兵器被害国、それ故に核燃料の安全利用やリサイクル化に必死に取り組んできたわけだが、全てが完全否定されている結果に終わってしまったのは、日本がこれ以上核の安全利用を普及させてしまっては都合の悪い者がいるということ。

その見解で、過去を振り返ってみると見事にあらゆる手段で日本の努力は、神さまが歴史を操るかのように失敗に追い込まれ、悪者扱いされているのが分かるでしょう。

 

かつて、アメリカであの大発明家エジソンと双璧を放った偉大な発明家がいましたが、彼の業績はまるで神さまの見えざる手で次々ともみ消され、不可解な死を遂げていますが、ここでも偶然をよそおった不都合な真実の隠蔽が、何者かによって起こされたという陰謀が囁かれています。

 

そのどちらも共通するのは、だれもが安全で低コストなエネルギーを提供しようとした善人は、訳も分からないうちに無力化され、場合によっては亡き者になっているという結果です。

こんな我々諸民レベルで簡単に証明できないような胡散臭い話は、そのほかにも沢山陰謀論として残されていますが、力を行使する現代の神のような存在は、力のない私たちの及ぶ所ではなく、都市伝説に変えて語り継ぐくらいが関の山ということです。