くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

無題、というかマネーの仕組みの覚書

米中貿易戦争による、中国の対応は他人事ではないにしても、中国政府はついに人民元為替レート調整に踏み切った、このことでますますこの戦いは泥沼化していく体を示すことになる。 

 

www.nikkei.com

人民元、28日の対ドル基準値6.8792元 前日比で元安設定 :日本経済新聞

 

 

一方勝算あっての米側の現状では、不思議におもっていたがドル高が収まらない現状で、他の為替レートが下がる傾向にある段階で、ドル円だけは鈍化を示すも下がる気決定打を見出せない。

jp.reuters.com

焦点:理由なきドル高、高値更新でも上値の重さ変わらず | ロイター

 

対中貿易に関しては、たしかにドル高は有利に働いていて、経済識者はあれこれと理由を語るも、根本にある高値維持の材料がはっきりしないことに、気持ち悪さを感じる者は少なくないと思うが、今年いっぱい気が抜けない。

 

一方で、米側は日本を含む(おそらく)対中の軍事拡張整備の交渉も強めているように思う。

台湾は中国軍の侵攻を阻止可能=米外交専門誌 | 両岸 | 中央社フォーカス台湾 MOBILE

 

日本へは、軍備拡張の武器購入を必須条件に入れた上での日米貿易交渉を怠っていないため、今後国内世論反発に関係なく一方的な大量武器購入は確実。

この根底には、貿易戦争で近々には疲弊しだすであろう、米国内予算の激減への収入源確保の動きとして判断できる。

 

トランプ米大統領が、ここまでチキンレースで余裕をぶっこいていられるのは、一般グローバル経済を超越した、アメリカ・カンパニーとしての優位性が証明される前兆なのだろうと、我々は認識をした上で経済活動に関わっていななければならない。