くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

車の未来:車中泊ファン以外も注目、専用ブランド登場

ハイエースとNVー200は、荷室の効率が最もよくて運送会社や車中泊ファンにはマストな車として知られていますが、ついにというかようやくというか、車中泊専用ブランドの登場のようですよ。

 

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オートバックスのPB、車中泊ミニバンを市販予定…東京オートサロン2019 | レスポンス(Response.jp)

 

生活様式の自由化が進み、小さな家族単位や個人単位でより個性的な生活が楽しめる世の中になった今、大きな変化を迎えようとする自動車の世界も、これから大きなカテゴライズの見直しがされていくでしょうね。

 

そのカテゴリー・ジャンルの組み直しのなかで「車中泊」つまり、車の中で過ごすという「自動車のプライベートルーム化」や「自動車のリビング化」は明確に市民権を得ていく魅力的な市場へ移行しようとしています。

 

ほんの少し前まで「車中泊」はオタクの世界と認識されてきましたが、自動車そのもの利便性や安全性、そしてなによりも持つ目的が見直され、移動手段としての目的は残るものの、それ以外の目的は大きく見直される「ブルーオーシャン」市場として注目されています。

その証拠に、最近の自動車ショーなどに出品されるコンセプトカーのトレンドは、自動車メーカー各社が新規提案するシーンが格段に増えています。

 

その時代の幕開けに偶然開かれた、「オートサロン2019」はいつも以上に大盛況でしたが、それは既存のカスタム嗜好ユーザーに加え、一般の自動車ユーザーが加わったことへの証拠です。

それに多くの自動車ファンが読んでいるであろう「しげの秀一」氏のマンガは注目ですが、その新シリーズ「MF GHOST」で、当に自動車の未来の世界を描こうとしています。

前大ヒット作「頭文字D」の世界観・設定を引き継ぎながら、次世代の自動車の「走る楽しさや意味」について積極的に提起している点は、高く評価されていいと思います。

 

これから、どんな自動車市場が展開されるか想像するだけで、くろまはとても興奮してしまいますし、楽しみにしています。