くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

選挙で勝たなければならない、理由

令和初の参院選が歴代2番の低い投票数に終わって、季節は梅雨明け後初の上陸台風が一過。

消費増税が確定し、夏の商戦を迎える時期に振り返る選挙の話題は、未だ山本太郎と与党の順当な勝利と課題についてだ。

 

住まう地域の切実な問題に、なんとかしようと立ち上がった立候補者は、後ろ盾なしに準備も急で不十分だったためか落選した。

 

www.huffingtonpost.jp

「もうこの町には住みたくない」 市議会選挙に落ちた父が負った、痛手と代償のすべて | ハフポスト

 

話をそこで止めたら、おしまいだ。

 

世界に目を向ければ、中国は香港を武力鎮圧し、ロシアは野党支持者を拘束する。

 

日本は国民を拘束したりしない、しかし政策に都合の悪いものは、陳情があろうと署名嘆願を集めようが、上の支持どおりに却下する現実。

 

これほどに選挙という、国民唯一の合法的な武器を、行使せずことなかれを続ける人々とは、何者なのか?

選挙を拒む言い訳以前に、自虐的な反抗を横目にディスって何が楽しい。

 

貴重な投票数にも、musashiなる開票システムでいざとなれば移し替えも辞さない勝ち組政党にも呆れるが、それでも選択肢を絶たせて目的を押し通す姿は、

 

上の社会主義国と何が違うか、

むしろ露骨でない分、質が悪い。

 

それでも私達には、反抗か選挙でしか、意思表示はできない。

錆びついたナイフは、思い上がった者への驚異になるのだろうか。

 

社会の構造がどう変わっていこうが、どうなっていようが、主張すべきはして、通さなければならないことは通さなければならない。

 

それが政治家ならば、金と権力で容易に押し通すことができるというだけだ。

市民がそれを遅通そうとする場合、同じ思いのものを集めただけでは勝ち目がなくなっている事実を踏まえて、私たちは選挙に勝たなければならない。

 

この記事で、地元のために奮闘された立候補者のように、血みどろになって地域を巻き込んで、金と権力に対抗するしか手段はないということ。

 

そのためにこそ、選挙権は全員が行使しなければならない、真っ当な主張をした上で、正々堂々と選挙の不正を指摘し続けなければ勝てないのだから。

 

暴動や犯行は避けたい。

 

ならば私たちは、その覚悟を持って勝ちにいかなければならない。