くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

箸休めに、王道の話でも。

引用記事のテーマは相変わらずのトレンドだが、今回はこのブログの王道的な目線で切ってみる。

 

ビル・ゲイツ氏と言えば、泣く子も黙る?PC界のキーマンであるが、PC黎明期に創業したMS社の経営を退いた後も、慈善事業団体を設立し、特に発展途上国感染症防止や、子どもに降りかかる健康リスクへの貢献を続け、今や世界平和に貢献する一人としても欠かせないひとりになっている。

 

jp.reuters.com

新型ウイルス「100年に1度」のレベル、抑止へ支援必要=ゲイツ氏 - ロイター

 

……と、ここまでは一般的な評価だが、その一方ではダークな話も多く、その主な根拠はこの財団のノウハウが、グローバルで広まる人口抑制政策に有効なものばかりであるという点だった。

 

ビジネス的に見れば、彼の事業はもちろん慈善事業でなく、利益優先のビジネスであるし、損してまで提供されるものではない以上、その点クリーンな評価が付く事はない。

 

彼は、団体設立後しばらく目立たなかったが、久方に頭角を見せ始めたにが、エイズ撲滅に特殊なコンドーム開発に投資、利用を投げかけて以来、主に発展途上国の新生児のコントロールと、成長に関係する免疫への投資で、より明確なスタンスを現した。

 

結局、彼が貢献しているのは人口を減らすための様々な研究への投資であり、これまで人口増加が人類の常識だったのを、抑制こそ正義と言う空気を創って、利益を上げるモデルを開発した事だ。

 

この発想転換のウルトラCは、我々にはそのまま引用しがたい規模ではあっても、ひらめきやビジネス思考へつなげる、大きなヒントとなるだろう。

 

ここでは、彼の事業の善悪をはかるつもりはない、天才の発送を味わい、あわよくば吸収させてもらうために書いたつもりだ。

 

今回、ふと思った事を書いてみたが、ご興味あればまた書こうと思う。