くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

起業家が巻き込まれないための「IT」

前回までに書いたことは何だったか……そう、


これからの起業・経営の未来はどうなって行くのだろう。

 

今回の表題に共通させた「IT(それ)」とは、何を指すのか、いよいよこの後半で明らかにする。

ITという表現に聞いた覚えは無いだろうか?

誰かの小説や、注目されている映画でメディアに出るので、知る人も多いはず。

 

筆者は他人の結果には無関心なので、この小説も映画も知らないが、妙にこのタイトルだけに惹きつけられた。

 

それだけこの単純な”それ”には広い解釈と深い意味を持っていると言うことだ。

なので、筆者なりのITを完結させたかった。

 

と言うか、企業の可能性を探るために乗っかったといった方が良いかもしれないが、

自分にとってはこだわりたいことだが、人にとってはどうでもいいことだろう。

さてここから下が、前回書いた前文の続きである。

 

 

スタートアップと言われる、有能な経営者や起業家が伸びつつあるチャンスの時期に、まるで狙ったかのように起きるネガキャンの数々は、ゲームとして見れる目が必要だろう。

 

現実を伴う災難から非現実なゲームステージを攻略するように、いちいち干渉されないドライな経営目線が、今後の経営トレンドとして世界は動いているとすれば、それこそ合理的な目線である。

 

これができない、またはしにくい日本の経営風土は無視し、実際にかかる問題以外はスルーしていい、この割り切りが経営者には不可欠だし、できない者は企業をファンタジーとしか捉えられていないということだ。

 

しかしそこで割り切れれば、まだまだ日本市場でも関心を持続できるかもしれない。

 

成熟しきったと言われる高度な先進国社会現象を、高度で素早い情報処理によって波に乗る感覚や、古い意識の世代には思いもつかない未知の感覚を実感し、それを感じ取れる才能を育てられる余地は、あると思えるからだ。

 

AIと5Gのインフラ普及は、どこが覇権を握るにしても数年後には実現する。

その情報収集や分析の高速化が自動化される時代に、人のその能力は意味を失ったと嘆いている暇は残されていない。

 

人が今できる行動は、最低限の情報から方向性を決断し、来る可能性を待つための攻めなのだ。

 

その気が失せないうちに実行するのは、AIの学習よりも多くのIT(それ)を学習し、変化を読み、どのリスクをとって行動するか。

 

その出来る範囲は、人によって様々かもしれないが、しないならその時点で答えは決まってしまうのだから、一歩でも進むべきだろう。

 

その大前提として肝にめいじて置くことは、結果を人になすり付ける様な旧態依然の政治家と同じ行動をしてはならない、ことだ。

人は生物で唯一、繰り返さない選択ができるのだからら。

 

重要な事実は「人が唯一」である揺るぎない現実だ。

仮に神が存在したとしてもこの現実には、今のところ一切干渉していない。

 

さも、干渉されているかのような被害妄想に苛まれたり、

事実を無視し続け、宇宙人と言う名の仮想敵を持ち出しても、現実逃避でしか無い。

ファンタジーとファクトと混ぜ返す行動の先には、破滅という現実が待っている。

 

それを誘う毒蛇の甘言には……まあ、構えずに気をつけようじゃないか。

 

人によっては、散々破滅への体験を強いられるかもしれないし、

一時的に宗教観や友人に頼らざるを得ないかもしれない。

その意味では、無駄や必要悪を残しても良い。

 

それでも、ゲームを攻略する感覚で受け入れ、自分と闘え。

皆は、それを耐えるべきことと、その後に待っている達成感を、すでに知っているだろう?

 

ゲームのタイトル ”IT(それ)” は、自分で決めるのだ。

そして自身のゲームは自分で完結させるべきだ。

 

このストーリーは、小説でもいいし、ビジネスでも同じだろう?

 

その達成感を味わうのが、

現実に、起業する大きな意味だと思えれば、

あなたのITのスタートアップは始まっている。