くろまのパーソナル・ワークショップ

生活・仕事への分析力向上を目指し、あえて辛辣に物言います。

偽善と体裁に隠された弱さが生む、この国が自覚すべき驚異

日本による、中国由来の新型ウイルス感染対策の現況について、情報拡散の影響力高い識者によって数多くの問題点や問題行動が指摘批判される中で、WHOの恩恵を受けられない病台湾は、当主の強い行動力によって、独自の対策を積極的に進め、ついに日本をシャットダウンする防衛を始める。

 

対象的に日本・韓国は親中的に中国人の出入りを限定的として、受け入れをシャットダウンしていないが、公開されている感染者数統計ではその差が歴然とし、日本ではここ数日で感染者や死亡者の数が目立って増えてきた。

 

一見冷酷と見る者もいるかも知れない、中華系の台湾人や中国人にも称賛すべきことがひとつある。

 

自分の判断と目を信じる姿勢と、そこからブレ無いリスクを恐れない行動力である。

 

かつて、台湾を先進国へと導いた数少ない日本人が未だ、台湾人に慕われているのは、日本人はこうした勇気と行動力持った国民だと思ったからに違いない。

 

さて、親日の根拠だったこのブレイブとアクティビティはが、

今の日本人にこの面影は引き継がれていているだろうか?

 

www.huffingtonpost.jp

台湾、日本への渡航に「注意」を呼びかけ 市中感染の可能性も指摘 | ハフポスト

 

この2国の差に、識者が言う危機対策の甘さなのか不安を実感しだす人が増えるかもしれないし、実際街中を見てもマスクをしている人が圧倒的に少ないように見える。

何かの街頭インタビューで、その理由について「物が無く買えない」「慣れないので着けにくい」などの回答からは、危機意識がまだ薄いように見える。

 

しかし、それぞれの中にある危機感とはかけ離れ過ぎる、この何気ないゆるさと平和な空気には、明らかに不自然であるにも関わらず、なぜ態度で示さないのか?

 

危機管理は水面下で行い、上辺は本音を見せない。

それが、日本人の美美徳と奥深さです。

 

日本人はかつてにように、そこまで優秀で自慢できるものかどうか、問われている。

 

それがこの事態でも続けられているが、日本政府の判断の根拠は、中国に逆らえないWHOと明らかに詐称している中国発表の統計からきている。

 

それなりに対策や研究は続けられてはいる、これは事実。

が、そもそも根拠が緩く国民より企業側に傾いている行為であるのは、消費税の時と全く変わっていないという事実を無視できない。

 

過去のウイルスの蔓延実績の低さから、タガをくくっているのかもしれないが、今回は、通例の季節性インフルエンザとのダブルパンチで、新型は文字通り影響度は未知数のものであり、既にこの3ヶ月の間で、キャリアである彼の地由来またはその関連を持つ、多くの中国人が出入りしている。

 

加えて、甘い判断でピークは4月ごろと見ている中で、これ以上感染率が上がれば、医療機関の対応キャパシティは簡単に限界を超えるし、政府行政の回答は準備は十分してあるという曖昧な回答を続けている。

 

 

この現状を百歩譲ってたとしても、この国には致命的なことがあるという自覚が薄い懸念が、筆者には拭えない。

 

この新種の驚異について、冷静な判断は自分で収集した情報に従う行動は最低限必要で、むしろ怖いのは情報の無関心や、周りを気にしてその行動を取ろうとしない国民性にあると思っている。

 

日本はアメリカを始め中国政府の戦略の一環で、中途半端な民主社会が続いており、政治家は重要事項決定の判断から逃げている現状で、リスクを取らずにむしろ真逆の行動をシレッとし、情報不足と判断する意思決定力の弱さは、日本人の致命的欠点であることが露呈してしまった。

 

アメリカや中国などの大国は、既に知っていることだが、他の後進国でさえこの事実を知った場合、見限られるのも頷ける話で、今回の最も日本を理解する台湾がこの結果を出したことは、このままこの驚異が数ヶ月続いた後の、日本国内経済が最も早く機能不全に陥るリスクを、選んでいる分かりやいシグナルだ。

 

日本の行動力は、外目には冷静だと信じる人がいるかもしれないが、そうでは無く単にニブいだけかも知れない、という可能性の選択肢も同時に持って行動しないと、このアメリカと中国の間でさまようハイブリッド傀儡国の国で、当に「渡る世間は鬼ばかり」という現実を選択することになる。

 

私たちが親日台湾から学ぶとすれば、孤立するリスクをある程度受け入れても、自国民が納得する道を選ぶか、宛にならない政府を見切って国民が独自に自立防衛するしか無い。

 

それは、自分が感染すれば周りも迷惑するという段階でなく、個人のサバイバルへの自覚と覚悟を示すべき段階なのだと、日本国民が世界に示すしか選択肢は無い。

 

できなければ、この驚異が例え終焉した後も、日本はチンピラ国にたかられ続けられ、永遠のアッシー君として世界に認知されるだろう。